2014年から週刊少年ジャンプで連載されている人気バトル漫画【ブラッククローバー】。
魔法を誰もが使う世界でありながら魔力が全くないという少年アスタが魔法帝を目指す物語であります。
そこで登場するアスタの力でもある悪魔という存在。悪魔にも世界観があり人間と同じように階級が存在します。
この記事ではブラッククローバーにおける悪魔の階級や世界観をまとめてみました。
Contents
【ブラッククローバー】悪魔の階級と一覧例
悪魔の階級は”最上位”、”上位”、”中級”、”下位”、”最下位”の五段階に分かれている。
基本的に人間よりも魔力のレベルが高く下位の悪魔ですら少し強いくらいの魔法騎士たちでは倒すことができない。
悪魔は人型のものが多いが中級や下位の悪魔は狼や羊など動物の形をしているキャラも存在する。
上位悪魔レベルで魔法騎士団長やエルフ族たちよりも魔力が高く、悪魔に効く魔法をもっており、かつ大勢で立ち向かわなければ倒すことができない。
最上位悪魔に至っては倒すことはほぼ不可能であり作中の最強クラスの魔法騎士たちが相手でも”遊び”感覚で圧倒されてしまうほど。
最上位悪魔
最上位悪魔の中でも階級が存在し、特に時間、重力、空間を操る3人の悪魔が冥府を支配している。その下に何体かの最上位悪魔が存在している。
・ルチフェロ
現世に出てきてしまうと世界が滅亡すると言われているほどの悪魔。重力魔法の使い手でありダークトライアドのダンテに憑いてる。
・ゼノンに憑く悪魔(名称不明)
空間魔法の使い手でありルチフェロと同じく冥府を支配する最上位悪魔の一人。
・メギキュラ
ヴァニカに憑いている悪魔。呪符魔法の使い手であり世界にある呪いの根源は全てメギキュラからきていると言われている。
・ルキフグス
時間、重力、空間を操る三人の悪魔を支える悪魔の一人。ナハトが契約しようとした悪魔であるが儀式で召喚されたすぐにナハト以外の周りの人間の魂を奪うほどの力を持っている。
上位悪魔
・ザグレド
エルフ族との戦いで登場した上位悪魔。エルフと人間の間の因縁を作り出した黒幕であり言霊魔法の使い手。
エルフ編、悪魔編のラスボスであり悪魔に通用する力を持つアスタ、ユノ、ヤミが中心となりエルフ族の長リヒトやパトリ、初代魔法帝の力を借りて倒すことができた。
中位悪魔
中位から下の悪魔は悪魔に対抗できる魔法を持ってなくともレベルの高い魔道士であれば討伐可能。
・ギモデロ、ストロス、プルメデ、ワルグナ
ナハトと契約している4体の悪魔。それぞれ動物の力をもっており自身の能力をナハトの影魔法に付与することでパワーアップする。
ナハトは悪魔の力を100%引き出すユナイトが可能であり、悪魔を1体だけでなく同時に複数体とユナイトすることで最上位悪魔に近い力を得ることが可能。
下位悪魔
名称がある悪魔はまだ登場していない。クリフォトの樹の降臨の儀式により冥府の門が開いた時に大量に現世に流れ込んできた。
1体1体魔力も高く少し強いくらいの魔法騎士では倒すことができないがノエル達の真魔法により一層されている。
最下位
・リーベ
アスタに憑いている悪魔。生まれつき魔力がない悪魔であるため冥府では日々いじめられて血を流さなかった日々はない。魔力が無かったことが原因なのか冥府の門に上のクラスの悪魔に投げられた時に現世にやってくる。
エルフ族の長リヒトが持主の五つ葉のグリモワールに入ったことで力が目覚め反魔法を獲得してその後アスタの力となっている。
最下位悪魔は魔力が無いリーベくらいしか存在せず他にいるのかはまだ謎。
ブラッククローバーの悪魔たちの世界観
人々が住む現世という存在の他に悪魔達が住む冥府と呼ばれる世界があります。
悪魔の世界は完全実力社会であり、魔力を多く持っている者がその世界の覇者となり生まれた時点で悪魔達の間の階級や序列は覆ることがない。
冥府は人間の世界とは違い全く娯楽などが無い世界であるため悪魔の唯一の楽しみは下の階級の悪魔をイジメることである。
悪魔は人間をさらに下の存在として見ているのでどの悪魔も現世に行くことが至上の悦楽としての認識がある。
冥府と現世を繋ぐにはクリフォトの樹を成長させる儀式が必要。
儀式のためにはあらかじめかなり莫大なマナの用意とヤミ、金色の夜明け団長ヴァンジャスなどの強いマナを持つ二人の生贄が必要などかなりハードルが高い。
なのでリーベやザグレドのような偶然が無いと悪魔は現れない。特にザグレドの場合は現世に行けても力の大半を出せず受肉までに500年の年月かけている。
悪魔の弱点や倒し方は?
悪魔に普通の魔法はほとんど効かない。
悪魔に対抗するには自然に関する魔法以外の属性が必要で例えばヤミの闇魔法やシリウスの時間魔法、セクレの封緘魔法などは悪魔に対して効力がありハート王国では”零域”として評価されている。
ただほとんどの人の魔法は四大元素と呼ばれる”炎”、”水”、”風”、”岩”の四つに分けられており自然に関する魔法であるため”零域”の存在自体がレア。
ただ自然魔法であっても精霊を持ったユノやフエゴレオン、ノエルなどは修行の仕方により悪魔に対抗できる”聖域”として分類される。
またアスタやナハトなどの悪魔の力を使うことで同じく悪魔に対抗することが可能。
なので精霊の加護を受けているか、自然以外の魔法を持っている人物か悪魔憑きでなければ上位よりうえの悪魔に致命的なダメージを与えることができないのだ。