【僕のヒーローアカデミア】に登場するヴィラン側の大戦力の一人であるギガントマキア。
オールフォーワンの事を崇拝しており自分が認める主の命令しか聞かないキャラクターであるのでまだ自分から暴れるという行動はとっていませんがその潜在的な強さはやはりヤバいの一言。
今回はそんな強すぎるギガントマキアの活躍や個性をまとめてみました。
Contents
【ヒロアカ】ギガントマキアとは?
らげまん、オススメ作品を特定の相手に推す時はマジでヒロアカのギガントマキア並みに止まらん。 pic.twitter.com/hxH9HoeEhe
— らげまん (@5_purupuru) October 12, 2020
悪の帝王オールフォーワンに忠誠を誓っている人物でありドクターこと殻木球大と同じくオールフォーワンの片腕的存在。
オールフォーワンが捕まるときに最後の命令としてどこかの森に隠れるように指示されていたため登場が物語の後半からとなった。
ギガントマキアは個性をドクターの改造なしで複数入れられることができた器であるがその代わりに知能が低くなってしまっている。
なので自分で考えることはほとんどすることなく主の命令だけで動くためスピナーからは「究極の指示待ち人間」と評されるほどの人物。
オールフォーワンから後継者として死柄木を知っていたが初めて出会った時はヴィラン連合たちのあまりの弱さに絶望し、いくらオールフォーワンの命令だとしてもこれは受け入れられないと嘆いた。
なのでギガントマキアに崇拝されるためには人間性ではなくある程度の強さが必要。
ギガントマキアの個性
ギガントマキアに与えられた個性はすべてドクターの考えのもとで
全ての戦場に長く居続けるための個性ばかりが集められている。
複数の個性持ちは体に負担がかかるので通常は改造されて無理やり適応させ脳無という存在になるがギガントマキアの場合はすべて自力。
ギガントマキアの個性は全部で7つあり6つの個性が追加されて誕生した化け物。
①「耐久」:ギガントマキア元々の個性であり体力オバケ
②「痛覚遮断」:痛みを感じない
③「巨大化」:興奮すればするほど体が大きくなる
④「犬」:嗅覚聴覚ともに犬並み
⑤「エネルギー効率」:わずかな栄養と水分だけで活動。睡眠時間も少なくて良い
⑥「剛筋」:硬く強靭な筋肉
⑦「土竜(もぐら)」:もぐらのように土を掘り進めるために適した体に変形できる
練習が必要な個性は知能が低いのでちゃんと使えなかったので得るだけで単純にパワーアップする個性が詰め込まれている。
「痛覚遮断」と「巨大化」は練習によってコントロールができるがそういうこともできないのでマキアの場合は常に発動している。
オールフォーワンの隠れているという命令に従うために「土竜」を使っていたためにヒーローからはなかなか見つからなかった。
ギガントマキアが強すぎる!活躍
ギガントマキア初登場は切島の回想シーン
ギガントマキアの初登場は16巻切島の死穢八斎會の乱波とのバトル中の過去回想シーン。
切島と同じ中学の生徒が大男に絡まれているシーンで
「スプリンガーのヒーロー事務所はどこですか?」
と聞くもあまりの怖さに動けない生徒たち。
そしてマキアは「どうして教えてくれないんだ」とその怒りで握力だけでコンクリートのビルを砕くというピンチの状況。
その当時切島は横で見ていたものの恐怖で全く動けず代わりに芦戸が勇気をもって飛び出て適当に嘘をついて事務所の場所を教えます。
「…ありがとう 全ては主の為に…」
という言葉を残して去っていったという過去回想によりギガントマキアが初登場しました。
ちなみにこの過去回想はギガントマキアの初登場だけでなく切島がなぜ勇気があるのか?という覚悟が見れる良いシーンでもあります。
切島はこの出来事により芦戸、そしてニュースで聞いた無個性の少年デクが何も考えず飛び出ていったことと、生徒がピンチだったのに動けなかった自分を比べて「漢でもなんでもない」と雄英高校の進路希望を一度諦めるというシーンです。
しかしその後切島は偶然落ち込んでいる時に当時小学生だったこともあり、あまり理解できなかった昔のクリムゾンライオットインタビューを見ます。
そのインタビューを見ると
・死地に飛び込むのに怖くない奴はいない、よほどのアホだけ
・新人時代に心が弱くて怖くて救えなかったことがある
・でも一番はなくなった方の最期の表情を救えない辛さ
・それを知ったからだから俺はどんな場所でも飛び込んでいく
といった内容。
これを聞いたことで切島が覚悟を決めて雄英に志願し、そして圧倒的格上である乱波の攻撃を耐えきってファットガムと共に勝利できたという大事なシーンなのです。
まるで山のような大男
話が脱線しましたがマキアの話に戻ります。
ギガントマキアは通常時3mくらいの大男でありますが巨大化して高速移動をするときは25mくらいの大きさになります。
この25mもおそらく最大ではなく移動時の大きさであり漫画29巻で雄英高校の1年生と戦った時は興奮したことで個性の能力からもっと巨大化しており
手のひらよりも芦戸の方が小さかったことから本当にめちゃくちゃ大きい巨人となっていました。
まさに「歩く災害」。
歩いて移動するだけで山がえぐれ、街が壊滅してしまうのがギガントマキアなのです。
ほとんど眠らなくとも大丈夫
僕のヒーローアカデミア
No.23 「ゴキブリ」感想 ①ギガントマキアと死柄木が戦ってますが、
一ヶ月以上戦闘が続いているところを
考えると意外と加減してるんでしょうね。
そんな器用には見えないですけどね笑それと、ギガントマキアの個性は一体なんでしょうね?耳も鼻もきくらしいですが… pic.twitter.com/AahPaDuWnR
— くろしば丸 (@kurosiba_1) April 10, 2019
ギガントマキアの強さはパワーと巨大さだけでなくその持久力。
個性の「耐久」と「エネルギー効率」によりほぼ無限に活動できるのがギガントマキア。
死柄木がギガントマキアを屈服させるために約一カ月半もの間戦った時はその個性をフルに発揮していました。
スピナーによるとその1カ月半の間
・48時間と44分の間一切休むことなく攻撃し活動
・その後3時間の睡眠を取ると再び活動
・「犬」により起きたらどこにいても死柄木を必ず見つけるし、寝込みを襲っても必ず気づく
というもの。
単純なパワー系ではなく五感も鋭く、ほぼ永遠と活動し続けられるのがギガントマキアの長所。
こんな怪物をどうやって止めるのか、どうやって倒すのか全く想像できません!
痛覚も感じないので本当に止まらない暴走機関車なのです。
1年A組とMt.レディが頑張るも進軍を止められなかった
29巻では死柄木が起きたことで最短距離で死柄木のもとへ向かうことを決めたギガントマキア。
死柄木が起きたのに気付いたのはおそらくギガントマキアの個性「犬」によるものかなり遠い場所でもギガントマキアは死柄木の場所がわかるようだ。
ヒーローたちはギガントマキアが動き出したら動くだけで街が破壊されるとMt.レディ、ミッドナイトが中心に全力で止めようとするもギガントマキアだけでなく背中に乗ったヴィラン連合による妨害で止めることができなかった。
そこでミッドナイトが取った作戦は1年生の八百万に
・ギガントマキアが来るから基本逃げろ
・麻酔をヒーローに渡して逃げろ
・あなたの判断に任せる
という方針で連絡
八百万はどうするか迷うもその場にいた1年生たちに指示して
「敵に背を見せるヒーローになれと…教わったことはございません」
「ここで迎えうちます」
と全力で戦うことを決意。
Mt,レディがずっとしがみつき、B組の骨抜の個性により土を柔化させることで足止めさせることに成功します。
個性「土竜」により普通はギガントマキアは止まらないものの背中にヴィラン連合を乗せているため土からの移動はできないと判断したことで一応止めることに成功しました。
1年生たちが必死に口を開けさせ睡眠薬を飲ませようとするもなんとギガントマキアは口からのブレスだけで生徒たちを吹き飛ばす。
他のヒーローや一年生たちを蠅と認識していたため払うと決めたことでマキアは攻撃を開始。Mt.レディを投げ飛ばし、芦戸に攻撃を仕掛けるのだった。
その後は芦戸をかばい全力で漢を見せた切島により睡眠薬を飲ませることに成功していますがギガントマキアには全く通じず結局止められず死柄木のもとへ向かわせてしまうのでありました。
ちなみに切島が芦戸をかばうというシーンは切島の過去回想でギガントマキア初登場時あの時は芦戸が守ったが今度は芦戸がギガントマキアにビビッて動けなくなったことろを切島がかばうという対比で切島の成長が感じられるシーンでもあります。
ヒーローたちを敵として認識してない
さすがにマキアくんはヤバすぎた
ヒロアカ読んどるような感じやないもん
“個性”っつって規格外すぎるもん#ギガントマキア pic.twitter.com/ruUdEpXFCt— ジュンペ (@JP17668291) September 6, 2020
一年生やヒーローたちの頑張りもむなしくギガントマキアを取り逃してしまいます。
しかしヒーローや一年生たちは無事であり特に大けがなどはしていません。
それはギガントマキアはMt.レディや1年生たちを蠅として認識しており「敵」として認識していなかったことから
この戦力差を受けて八百万や峰田は絶望してしまいます。
ギガントマキアを倒すには!?
ギガントマキアはドクターによると脳無のプロトタイプであり主のために生きて主のために死ぬ災厄としています。
ヴィラン側にはAFOを得た死柄木もいるのにこんなにも強いギガントマキアをどうやって倒すのでしょうか?
知能が低いことが弱点
ギガントマキア唯一の弱点は個性を詰めすぎたことによる知能の低下。
また死柄木の命令以外は全く考えない指示待ち人間という特性もあるので一応つけ入る隙はありそうです。
ただ単純な攻撃は通用しなさそうなので結局死柄木の「崩壊」のような攻撃力の高い個性がないときつそうです。
イレイザーの抹消
イレイザーの目で見るとただの一般人になってしまうという「抹消」の個性。
「痛覚遮断」などかなりやっかいな個性もあるのでイレイザーはキーになりそう。
ただ脳無や死柄木と同じく素の単純なパワーは高そうです。
寿命
漫画304話で出たワンフォーオールの秘密。
ワンフォーオールの歴代継承者は全員が短命でありその理由としては人間には個性を受け継ぐために決まった容量が存在しそれを超える個性を得てしまうとその分を補うために生命エネルギーを使ってしまうため寿命が短くなってしまうというもの。
これがギガントマキアに当てはまるのであればギガントマキアはすでに7つの個性を所有しています。
ギガントマキアは改造なしの人間であるためワンフォーオールと同じ理由でもしかしたら短命なのかも。
寿命で決着がつくというのは歯切れがわるいですが個性を詰めすぎた代償として描かれるならわりとありえるのかもしれません。