【チェンソーマン】どういうこと？難しすぎたサンタクロースの能力を徹底解説！

漫画「チェーンソーマン」の7巻、8巻を読んで疑問に思ったことはないだろうか。ドイツからの刺客で悪魔を狩るデビルハンターのサンタクロースの能力がたくさんありどのようなキャラクターであるのかかなりわかりづらい。実際読んでいてもかなり複雑な能力かつ正体がよくわからなかったキャラクターであるのがサンタクロース。

この記事では、そんなサンタクロースの悪魔の能力や正体などをすべて徹底解説しています。

それではデビルハンターサンタクロースというキャラクターをのぞいてみましょう！

＊この記事はチェンソーマン第一部のラスボスの能力にまで触れているネタバレがあるため物語を最後まで見ていない方は気を付けてください。

Contents

1 【チェンソーマン】ドイツからの刺客サンタクロースを徹底紹介
- 1.1 老人はカモフラージュ
- 1.2 サンタクロース真の正体は綺麗な女性
2 サンタクロースが使用した悪魔の能力
3 難しすぎ！？サンタクロースの能力　その後の考察

【チェンソーマン】ドイツからの刺客サンタクロースを徹底紹介

チェンソーマン刺客編はソ連のデビルハンターレゼとの戦いによって日本にチェンソーマンであるデンジの存在が世界中にバレてしまうところから物語が始まります。

デンジの力は危険、あわよくば手中に収めたいアメリカやドイツ、中国の刺客たちが襲ってくる展開となり日本のデビルハンターはデンジを守るよう動く。

そこでやってきたドイツの刺客がサンタクロース。

マキマによると一番警戒しなければならないデビルハンターとのことで、デンジとパワーの先生である岸辺は「アイツに悪魔を使われたら終わり」とまで評価されている。

寿命によって死んだという噂を祈るなどマキマ、岸辺からもかなり評価されている実力者です。

老人はカモフラージュ

その後登場したのがドイツの老人。日本にいるデンジを捕まえるようにドイツからミッションを受けます。

この老人は人形の悪魔の力を使ってデンジ達対魔2課を襲わせます。物語の展開上この老人がサンタクロースであると思われるようになっていますがこれはミスリードでありこの老人はサンタクロース本人ではありません。

なお漫画8巻の巻頭の紹介文では「人形使い」という名前で紹介されていました。

サンタクロース真の正体は綺麗な女性

雪国でキツネの狩りをしていたデビルハンターである弟子のトーリカと一緒にいた綺麗な女性がサンタクロースの真の正体。トーリカという名前と雪国にいたことからこの二人がロシアからの刺客だと思ってしまうような演出がなされていますがこちらが本物。

悪魔の力を契約＆使いすぎているためか残り半年の寿命であるらしく弟子のトーリカからは心配されている存在であり

日本にきてハンバーガーを生まれて初めて食べたらしく「ここに人がいなかったら踊りだしたいおいしさです！」と語るなどデビルハンターとは思えないほどの可憐な女性である。

サンタクロースが使用した悪魔の能力

サンタクロースは多くの能力を使用していますが理由は複数の悪魔と契約していることによるもの

・人形の悪魔

・地獄の悪魔

・呪いの悪魔

の3つを使用し

デンジたちを撃破するために新たに

・闇の悪魔

の力を日本で手に入れています。

メインは人形の悪魔

・大量生産できる人形

手で触れるだけで人間を人形にすることができる悪魔の力。人形になったものが人間に触れるとその人間も人形になる力ももっておりバイオハザードのゾンビたちも真っ青な繫殖力を持つ能力。

人形になった人間は顔の見た目も変わり手足が刃物のような形に自由自在に変化するようになります。人形はサンタクロースの近くでしか操ることが不可能でありまた描写から見るに簡単な命令しかできないと思われます。

・精巧な人形

人形の悪魔の真骨頂はこちら。完璧な人間そっくりの人形を作り出す能力であり精巧な人形になった場合は普通の人形と違って遠くに離れていても全てを操ることが可能。

精巧な人形を作るに人形にしたい人間に「敬愛」「崇拝」「哀憐」「罪悪感」を抱かせてから触ることで発動。

サンタクロースがトーリカを弟子して一緒に過ごしてきた日々の全てはトーリカを「精巧な人形」として操るためであった。

初登場時トーリカに対してキツネを射抜いた時にどう思うか？を必要以上に聞いていたのもこの「罪悪感」を抱かせるため。

精巧な人形のメリットは完璧な洗脳だけでは終わらず精巧な人形が契約した悪魔の能力も自由に発動できる力。悪魔の能力を使うたびに代償受けるのがチェンソーマンの世界であるが全て精巧な人形が代償を払ってくれるのでほぼノーリスクで悪魔の能力を使うことができるのだ。

老人はトーリカの前に作った精巧な人形でありサンタクロースの手コマの一つにすぎない。サンタクロースの女性本体がドイツの凄腕デビルハンターとして活動していた場合何かとリスクがあるため老人をカモフラージュにしていた模様。

地獄の悪魔

強制的に地獄に連れていくことができる能力を持つ悪魔。

作中では「デパートにいた全ての生物を地獄へ送る」という契約内容として代償はおじいちゃん型の精巧な人形の命とドイツに用意してもらった3人の養子の命をささげることで発動。

デンジたちデビルハンター公安を全員地獄に送っています。

呪いの悪魔

早川アキくんも契約していた呪いの悪魔。ターゲットに4回釘を刺すことで絶命させることができる能力。

作中では女性サンタクロースが3回刺して最後の1回を弟子のトーリカがデンジに刺すことで発動してデンジを殺すことに成功しています。

しかし武器の悪魔は血を飲めば死んだ状態でも復活するためデンジには実質不発として終わっています。

アキくんも刀の悪魔であるサムライソードに対して奥の手として使用し呪いの悪魔の能力で殺すことに成功しているがサムライソードもデンジと同じく武器の悪魔であったために実質効かなかった。

作中では発動した相手がデンジ、サムライソードと無敵組であったためにファンの間では無能な一人として数えられている悲しき悪魔。

実際デンジの磔のシーンはギャグシーンとも捉えられるような描かれ方をしています。

闇の悪魔によりパワーアップした人形の悪魔の力

悪魔は現代で死んでも地獄で再び産まれ、そして地獄で死ぬと現代でまた生まれるという輪廻転生を繰り返す存在。なので現代にいる悪魔は地獄で1度死んだ経験のある者が来る世界観であるが地獄にいて一度も死を経験したことの無い「超越者」と呼ばれる存在の一人が闇の悪魔。

「デンジの心臓を持ってくる」という代償によりサンタクロースに「マキマを殺せる力」をくれた存在です。

またドイツが出したサンタクロースへの真のミッションはデンジを連れてくるのではなくマキマを殺すこともここで判明します。闇の悪魔は力をくれるだけでなくマキマを殺すように動いてくれましたが結局トーリカを操って発動した地獄の悪魔の能力で全員逃げられてしまいました。

闇の悪魔がくれた肉片をサンタクロースが食べたことで人形の悪魔の力がパワーアップ。

・闇さえあれば無限に傷を回復できる

・人形は本体が死なないと一生立ち上がるゾンビ軍団

・痛覚は全て人形へ分散可能

・魔神も人形にすることが可能

・死んでも人形が第二第三のサンタクロース(闇の力もち)となる

といった内容。

闇の力でずっと復活できるサンタクロースですがさらに痛覚が人形へと分散するなどデンジが一度行った永遠の悪魔に対して諦めるまで切り続けるというごり押し戦法も効かない存在となっています。

コベニちゃんの車を爆発させた時の光を利用することで一度は勝利したデンジですが世界各地の人形がサンタクロースの自我と闇の力を持って再び現れる能力からデンジは「不死身ん」と呼ぶくらいには無敵の存在です。

難しすぎ！？サンタクロースの能力　その後の考察

サンタクロースはなぜ死んだの？

闇の悪魔の力により

・闇さえあれば無限の回復能力

・痛覚は人形へと分散

・本体が回復できず壊れても人形が第二のサンタクロースとして復活する

という無敵の力を手に入れたサンタクロースですが本気のハロウィンを喰らってしまったことにより完全に敗北してしまいます。

クァンシの女であり宇宙の魔人コスモによりこの世の森羅万象の知識を全て詰め込こまれたことにより「死ぬまでハロウィンの事しか考えられなくなる」という状態にさせられてしまう。

これによってサンタクロースの知識を持って復活する予定だった人形たちは全員実質機能停止状態。体としては死んではいないですがハロウィンしか考えられない無限地獄に入れられたことで敗北してしまいました。

同じジャンプ作品の最強の存在である呪術廻戦に登場する五条悟も同じような能力をもっていますがあちらの場合は「知識を詰め込まれた結果パソコンがフリーズするかのように動けなくなる」という結果に対してコスモは「ハロウィンの事しか考えられなくなる」というのが藤本タツキ先生ワールド存分にが炸裂している表現なのでしょうね。