【ドクターストーン】悲しき獣!獅子王司の過去を紹介!

少年ジャンプで連載中の科学漫画である【ドクターストーン】。

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ドクターストーンは度々”科学vs力”の戦いが繰り広げられる物語であります。最初のボスキャラクターでありその後に仲間となる獅子王司。

今回はそんな司の過去について紹介してみたぞ!

 

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【ドクターストーン】悲しき獣!獅子王司

人類が石化される3700年前の世界では「霊長類最強の高校生」と呼ばれていた司。

初登場はライオンに襲われてしまった千空と大樹が絶対絶命の状況で石化から復活しライオン数匹を一瞬で撃破。

ストーンワールドで司の身体能力で暴れられたら一巻の終わりという千空の考えが現実となってしまい司と敵対することになってしまう。

 

人間の手が及んでいないストーンワールドを美しいと思っており21世紀の既得権益でまみれた世界にならないようにするために人類を全て復活させようとする千空と戦うことになります。

 

【ドクターストーン】悲しき獣!獅子王司の過去

妹のために稼ぐ戦士

司には少し年齢の離れた妹がいます。妹の名前は獅子王未来。

司の妹は21世紀医学でも治すことができない難病にかかってしまい6歳の時から臨床脳死状態となり生命維持装置をつけなければならないほどの状態でした。

 

司が既得権益などで目をくらます大人たちを嫌っていたにも関わらず霊長類最強の高校生となり

テレビに出演してファイトマネーや出演料を稼いでいた理由は妹の医療費の捻出のため。

 

司はたった一人の愛する妹のために自分の理念をまげてまで戦い続ける悲しき獣なのだ!

 

既得権益者が嫌いになった理由

司はまだ自分がテレビに出るような存在ではなくお金もなかった時代にはそんな妹が手術を受けることになり貝殻の首飾りを作ろうとしました。

妹は人魚姫が大好きでありそんな妹を人魚姫にさせてやりたかったという幼き日の司の発想。

 

海で貝殻を集めていた司だったがその時その一帯の漁業権を持つ中年の男が現れます。

酔っていた男は司の思いもくみ取らず”盗んでいた”という理由で顔が変わるほど殴られてしまう。

「最後まで 妹を人魚姫にはしてあげられなかった…」

 

おそらくこの出来事だけではないでしょう。しかし文明が千空の手で戻ってしまえば再び土地の権利など家賃を寄こせだのまだ何も汚れていないストーンワールドが穢れてしまうという考えから千空と敵対することになったのです。

 

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本来の司

優しい人間

序盤は石化した大人たちを砕きまわるという悪のような存在であるが司は優しい人間なのである。

 

妹のためにずっと最強を維持するのはもちろんのことストーンワールドにて石神村を攻めたことで硫酸による事故で亡くなってしまった味方たちを丁寧に弔い、一人一人の名前を憶えているなどの思いやりを見せています。

 

逆に優しすぎることで復活させた仲間が何かしらの悪だくみを考えていたとしても見逃したり、氷月に裏切られたりするなど裏目になってしまうこともある。

 

またやさしさは人間だけでなく物語序盤の最初に倒したライオンたちも敬意を払う。

身を護るためとは言えライオンを殺めてしまったために自分ができることはライオンの全てを糧にすることだとして肉がまずいとわかっていてもしっかり食べたり、ライオンの皮を衣装にしたりするのが獅子王司。

「全てを糧にすることで自然の輪廻に感謝したい それだけだよ」

 

約束は必ず守る

千空たちvs司帝国の戦いは千空がダイナマイトを作り出すことで終結。

千空も司もお互い手が出せない状態となったので千空は司に取引を持ち掛けます。千空は司が大事にしている妹の存在に気づき、妹の未来を修復させるという代わりに停戦を申し込む。

 

司は石化解除で人が治ることについては半信半疑であり千空に根拠を求めました。

「俺の言葉だけだ 科学に嘘はつかねえ 足りねえか」

 

司はその後妹未来が動ける状態になったことに感謝し、さらに裏切りの氷月とのバトルにて千空と共闘する流れになります。

司としては自分の既得権益者がいなくなる理想の未来のためには千空を消せば達成することは変わっていませんでしたが司はそんな卑怯なことはしません。

 

司は完全なる悪なのではなくどちらかというと自分の正義を信じて貫くタイプ。その正義が暴走してしまっただけであり司の根はまじめで優しい人物なのである。

 

司の過去まとめ

今回はボスキャラクターであり後に仲間となる獅子王司の過去について紹介してみました。

敵としての司はかなり厄介でしたが霊長類最強の高校生として千空たちの強い味方になってくれた後はめちゃくちゃ頼りになるキャラクターとなりました。

 

千空たちと共闘する流れで考え方がすこしでも変わってくれたら良いですよね。

今後の司の活躍を楽しみにしておきましょう!