週刊少年ジャンプで連載されていた人気科学漫画【ドクターストーン】。
ある日謎の光である石化光線を浴びてしまったことで地上にいた全人類が一人残らず石化してしまう。その3700年後に目覚めた主人公の千空が地上ではすでに失われてしまった科学を一から使って全人類の石化を解くために活動していく物語。
そのドクターストーンにて宝島編のラスボスキャラクターであるイバラ。
今回はそのイバラの最後、千空とのラストバトルのその後をまとめてみたぞ!
Contents
【ドクターストーン】イバラ
かつて千空の父白夜が地上に降り立ち暮らしていた場所である宝島を支配しているキャラクター。石神村の人々と同じく人類最後となった宇宙飛行士たちの子孫。
その場所は石化王国と呼ばれキリサメやモズと共にその島を支配。島の当主と唯一直接連絡を取れる人物であるため実質ナンバーワンの権力者。
逆らうものはキリサメが持っているオーバーテクノロジーの石化装置で人間を石化させて石化王国を支配していた。
若い頃は王国のやや優秀な戦士だったがあらゆる小細工により頭首に取り入って宰相の座にまで上り詰めた野心家であり超慎重な男。
とくに可愛い子に目が無い。
【ドクターストーン】宝島編!イバラの最後!ラストバトルのその後どうなった?
宝島の裏長
宝島は頭首が存在し、頭首の指示により成り立っている王国。
しかし頭首はすでに石化させられており宰相であるイバラがそれを隠し、イバラが実質実権を握って支配していた王国であると後に判明。
イバラはめちゃくちゃ慎重な男。
頭首が石化させられていると気づいてしまった者はイバラやキリサメによって石化させられるか、亡き者にさせられてしまっていたり、千空たちが石化させた人間を開放するというのを一目みた瞬間から「これまで砕いてきた石化した頭首を復活させられるのではないか?」と思い即座に行動に移すなどめちゃくちゃ頭が回る。
銀狼とコハクは石化王国の内部事情を探るためにスパイとして侵入していたが頭首の正体に気づいてしまった銀狼はイバラに刺されてしまいます。
元戦士ということで石化王国の幹部で戦士長のモズほどの戦闘力はないですが一般兵よりも強い戦闘力を持っているのが特徴のイバラなのです。
イバラvs科学王国
イバラたちが所有する石化装置は幹部であるキリサメが上に投げて発動するスタイル。
そのため千空たちは作戦としてドローンを開発しキリサメが石化装置を上に投げた瞬間にドローンでキャッチするという内容だった。しかし用心深いイバラは千空たちの通信機に気づいてしまい作戦が筒抜けとなり、一旦作戦が破綻してしまう。
追い詰められた科学王国だったが氷月を復活させる気転と銃を開発したことにより勝負は分からなくなり、イバラは最終手段である島を全て石化装置の石化光線で覆うという作戦を取った。
部下であるオオアシラをだまして島の中心に走らせて石化装置を起動させることで島全体を石化光線で覆うことに成功したイバラ。完全に勝ち誇り科学王国の誰かから復活液の作り方を聞き出せばOKという作戦で勝利に酔いしれていました。
しかし千空だけは生き残っていた。
千空は仲間たちの気転により仲間が石化されていく中で石化光線の速度を計算して上手いタイミングで上に復活液を投げることで石化した瞬間からすぐに復活を果たしていたのだった。
イバラvs千空のラストバトル
長かった宝島編もとうとうリーダーであるイバラvs千空の一騎打ちとなる。
千空は戦闘能力が低く、イバラは年寄りであるが元石化王国の兵士。そのためすぐに石化装置をイバラに奪われてしまった千空。
石化装置を投げられてしまったらアウトであるため木々が多い森を経由して逃げる千空だったが、逃げ続けた結果千空は断崖絶壁の海岸にまで追い詰められてしまったのだ。
千空は逃げるフリをしながら作戦を立てていた。
逃げる道中に龍水を復活させ「次に俺が通信した時がGOの合図だ」と指示。イバラが石化装置を起動させ投げた瞬間に龍水が操作するドローンが石化装置をキャッチしたのである!
空中で石化装置を奪った千空と龍水はイバラと綱引き状態となりドローンのついたヒモを引っ張りあう。
ただ石化装置はすでに5m、5秒後の命令で起動している。ギリギリまで引っ張り合い装置が起動する直前で手を離してイバラの方に石化装置を押し付ける作戦だった。
石化装置をめぐる最後のバトルが始まったのだ。
イバラの最後!石化で決着!
しかしイバラも千空のギリギリまで引っ張り最後に手を離すという作戦についてはわかっておりあえて千空たちの作戦に乗る。
千空たちから放たれ、引き寄せられた石化装置に自分の帽子を投げることでイバラはこちら側に来る石化装置をストップさせてしまう。さらに長年石化装置を使用していたことから目測による距離の把握はバッチリでありギリギリ石化光線が届かない範囲に立つことで石化装置をゲットしようとしたのだ。
そこへ龍水が石化する覚悟で突っ込む。イバラはこの石化した龍水さえも躱して完全に千空たちに勝利したと確信。
「サヨナラ 今度こそ 永い戦いのラストマンスタンディングはおじいちゃんでした!!」
完全に勝利に酔いしれていたイバラだったが石化装置の先っぽに何かついていることに気づく。
それは千空がつくったインカムであり龍水が石化上等で突っ込んだのはインカムを装置に着けるためだった。
「あ゛ーイバラ テメーの言うとおりだ 自分が賢いと思っている奴ほどハメられる」
イバラは最後の龍水のあがきと千空のインカムを使用したバトルにより石化させられてしまい敗北。
イバラが幻影の頭首を使って支配していた石化王国の政治が終わりを告げたのだ。
イバラはその後どうなった?
千空はまず科学王国の仲間を復活させるために復活液を大量生産するためのクロムを復活。
そして食料調達のための大樹と料理のフランソワ、荒らされたペルセウス号を修理するために残りのメンバーを復活させます。
その後石化された何百年前の人間である松風を復活させて石化装置が空から降ってきたという情報を得る。その情報から千空たちは探知機によりすべての石化の原因であるホワイマンが月面にいることを把握し、次の目標は月へ行くことに決めた千空。
千空たちは次なる目標のために島を出ることになりますがソユーズが本来の石化王国の跡取りであるということが判明しソユーズは島に残ることを決意。
復活液の作り方も覚えているため時間をかけて島民の石化を全員解除するとソユーズは千空たちに約束しました。
その後イバラはどうなったか2021年8月時点の最新刊である漫画22巻南米編が終わっても判明していません。
ただ石化装置はもう千空たちに回収されておりイバラが石化王国にとっての脅威ではなくなっています。
さらにソユーズは「島民を全員復活させる」というセリフを言っており、かつ千空の目的が全人類の石化からの復活であることも知っているためソユーズは千空の意志を優先していつかはイバラを石化から復活させると思います。
ただドクターストーン南米編のラストではアメリカ勢に勝つために再び地球を石化光線で覆うという作戦を取っておりアメリカ勢や千空たちだけでなくソユーズや石神村の人々も一旦石化してしまっています。
イバラのその後が見れるのはずっとずっと後になりそうですね。