僕のヒーローアカデミアに登場するヴィラン連合といえば主人公のデクたちやヒーローをおびやかす存在として世界を壊すために作中で活躍している集団。
その中のヴィラン連合の一人である荼毘といえば単行本31巻にてその正体が判明。
今回はそんな闇が深いキャラクターの一人である荼毘の個性や能力と強さについてまとめて見ました
*最新話近くの荼毘の正体に触れている内容であるため未読の方は注意してください
Contents
【ヒロアカ】荼毘というキャラクター
敵(ヴィラン)の新キャラ・新キャストが来た!
— 僕のヒーローアカデミア “ヒロアカ”アニメ公式 (@heroaca_anime) September 23, 2017
荼毘(だび)役に下野紘さん!
トガヒミコ役に福圓美里さん!
ヒロアカ公式ホームページに、おふたりからのコメントとキャラ設定画を公開しました!
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個性:炎系(名称不明)
身長:176cm
<p>好きなもの:不明
CV:下野紘(しもの ひろ)
僕のヒーローアカデミアの初期から登場しているヴィラン連合の幹部の一人。
ヒーロー殺しの異名を持つステインに影響されてギランの紹介でヴィラン連合に入った。
ヴィラン連合の中では冷静かつ頭の切れるキャラクターということでオールフォーワンの右腕であるドクターから気に入られており研究などを手伝うように指示されたりしている。そのためなのか荼毘は最初から荼毘の指示にだけ従う脳無をもらっていたりと他メンバーより優遇されていることが多い。
ステインの意志を受け継ぐためにヴィラン連合に加入してしばらく日数が経ったにも関わらず他のメンバーと違ってトゥワイスのようにヴィランメンバーとは打ち解けようとせず壁を作っている。
トゥワイスが死亡してしまった時も他のメンバーとは違い全く感情に出すことなく、むしろ嬉しそうな表情を浮かべていたり、共同での戦いでは仲間にお構いなしで個性をぶっ放すなどヴィラン連合を仲間と思っていない行動が多いのも特徴。
荼毘の個性や能力の特徴
エンデヴァー以上?超火力を放つ
荼毘は単行本31巻にてエンデヴァーの息子である轟燈矢であることが発覚。
そのため荼毘もエンデヴァーや焦凍と同じ炎系の個性を扱う。エンデヴァーとは赤ではなく違い蒼い炎を扱うため異能解放軍の外典からは「蒼炎の使い手」と呼ばれる。
青い炎は赤い炎よりも温度が高いためおそらくエンデヴァーたちよりも火力が高いのが特徴。
一瞬溜めてから手のひらから炎を放出してタイプ。火力が非常に高いため直撃してしまうとあとかたも残らない。
めちゃくちゃ強い個性であるが後述する体質により連発ができないのが弱点。
体質により自分の個性を連発できない
荼毘の体は自身の個性である超火力の炎に耐えきることができない体。
異能解放軍の外典とのバトルでは「体が焦げ臭い」と指摘され自分の体すらも燃やしてしまう弱点を指摘されてしまいました。
実際にも荼毘は炎を連発することができず無理をしてしまうと体のツギハギから出血してしまう。荼毘の皮膚がツギハギだらけであるのも自分の個性によるのが原因なのである。
荼毘の正体は轟燈矢。
火の個性を持つエンデヴァーと氷の個性を持つ冷の個性婚によって生まれた子供。
焦凍の場合はエンデヴァーのオールマイトを超えるヒーローに育てるべく思惑通りに綺麗に炎と氷を操る個性の子供として誕生しましたが荼毘の場合は個性はエンデヴァーの炎でありながら体は母の冷である寒さに強い体を持って生まれてしまう。
それゆえに小さい頃から自分の個性を使用すると火傷してしまう体質となってしまった荼毘。
エンデヴァーも長時間自分の個性を使い続けるとオーバーヒートしてしまい機能が落ちてしまうという弱点があるが荼毘の場合はそれ以上に自分の体を傷つけてしまうのだ。
エンデヴァーに諦められた過去
エンデヴァーの目的は自分では超えられないナンバーワンヒーローのオールマイトを超えるヒーローを育て上げることであった。
そのためにエンデヴァーは強力であるが自身の弱点である長時間の戦闘ができない体を克服できる氷の個性を持つ冷と結婚して息子たちの個性を意図的にデザインしようとしたのです。
その過程で生まれたのが荼毘。
最初はエンデヴァー自身を超えられるほどの火力を持つ逸材になるとエンデヴァーも荼毘の個性を伸ばしていたが荼毘が成長するにつれ前述した弱点が顕著となる。
荼毘本人はやる気があったが訓練による自傷行為と言えるほどの火傷を見たことでエンデヴァーからはヒーローの道を諦めるように扱われてしまう。
「バカなところも俺に似た…諦めさせるにはそれしかない…燈矢には…超えられない」
「燈矢はおしかった」
さらに完璧な個性を持つ焦凍が生まれたことでエンデヴァーが燈矢をヒーローの卵として見なくなってしまうのがさらに加速。
それでも燈矢はオールマイトを超えるヒーローになるために訓練するもその後自身の個性で発火した山火事の事故により焼失してしまいます。
実際は死亡しておらず荼毘として生きることになるが轟燈矢はその日から死亡扱いされてしまうのだ。
荼毘の強さはどのくらい?
戦闘経験が少ない
荼毘は他のヴィラン連合のメンバーとは異なり加入するまでに目立った犯罪行為をしていない。
そのため自分の個性を強化することはしてきたが戦闘経験が少ないためヴィラン連合の中でもそこまで強くない存在である。
荼毘自身もそれについては自覚しており林間学校編ではトゥワイスに作ってもらった分身であるがイレイザーヘッドにすぐに捕まり分身が消されてしまっていたり、2回目はB組の担任ブラドに瞬殺させられてしまっている。
このことについて荼毘は自分の分身がすぐ消されてしまったことについて「弱えな 俺」と自覚。
もっかい増やせという荼毘に対してトゥワイスからも「ザコが何度やっても同じだっての!」と言われてしまう始末であり初期の荼毘はそこまで強くない。
とはいえ戦闘スタイルは初期の轟焦凍と同じく個性のぶっぱなし。
自分の身を焦がすエンデヴァー以上の火力を出すため直撃してしまうと一瞬で勝負がついてしまうほどの火力を持っている。
ヴィラン連合の参謀キャラ
荼毘は他のヴィラン連合の中では頭もキレるキャラクター。それゆえに初期から死柄木に荼毘専用の脳無を与えられていたり、オールフォーワンの片腕であるドクターのハイエンドのテストに協力していたりと他のメンバーとは違う立ち位置にいることが多い荼毘。
荼毘いわく自分は自分の為に動くがモットーでありヴィラン連合よりも自分の目的を優先するタイプ。
ナンバー2のホークスをヴィラン連合に招き入れたのも荼毘であり、荼毘はホークスをすぐに信用するわけではなくベストジーニストの死体を持ってくるように指示したり、ホークスが死体を持ってきてもすぐには信用しないなどかなり用心深く立ち回るタイプなのだ。
ホークスに勝利
荼毘はホークスとのバトルで勝利している。
死柄木たちがギガントマキアとのバトルで修行している間、荼毘は炎がマキアに効かないからという理由で参加しなかった。
ただその間は脳無のテストに協力していたらしくその過程で強くなったらしく外典とのバトルでは「俺もちょっとは強くなったかな “わかる”ようになってきた」と外典を見てどの程度強いかを一瞬で理解。
ヒーロvs異能解放軍&ヴィラン連合とのバトルでは不意打ちの形であるがホークスの武器である翼の大半を燃やすことに成功。
トゥワイスを囮にする形でさらにホークスの翼を焼いたことでホークスは攻撃する手段がなくなりそのままホークスに勝利している。ただとどめを刺そうとした瞬間に常闇に邪魔されたことでホークスを取り逃がしてしまうもホークスとは最悪の相性として印象付けた一戦です。
実際はそこまで強くない?
荼毘の強さとしては現状焦凍と同じく個性のぶっぱなしだけであり、しかも長期戦が戦えないということでそこまで強くはないキャラクターの立ち位置だと思われます。
不意打ちをくらわすことができればホークス相手にも勝利できますがタイマンの状況だと様々なキャラに負けそうです。
異能解放軍と共同で戦うような大人数でのバトルにて真価を発揮するキャラクターなのでしょう。
ただ真に恐れるべきは荼毘の執念であり目的達成のためにはどんな手でも使うという姿勢。トゥワイスが死亡しても全く動揺せず、ヴィラン連合すらも最初からどうでもいいと発言しています。
この精神力は今後ヒーローにとって、とても脅威になる存在になるでしょうね。