週刊少年ジャンプで連載中の【僕のヒーローアカデミア】に登場する主人公デクの同級生である物間寧人。雄英高校ヒーロー科1年B組に属しておりなにかとA組をライバル視するキャラクターです。
今回そんな物間くんがヒロアカ最終局面にてヴィラン連合の1人である黒霧の個性をコピーしヒーロー側に大きな貢献をした事とフィクサー発言とはなんなのか?について紹介しています。
Contents
【ヒロアカ】物間寧人
ヒーロー名前 ファントムシーフ
誕生日 5月13日
身長 170cm
血液型 A
好きな物 フランス料理 バンド・デスネ
性格 身内には優しい
主人公デクと同じく雄英高校ヒーロー科に通うB組の青年。B組クラスの中ではリーダー的な存在でありクラス委員長拳藤一佳(けんどういちか)と共に行動していることが多い。
なにかとA組を強くライバル視しているキャラクターであり将来ヒーロとなるべくヒーロー科に所属していながらもめちゃめちゃ煽っているスタイル。
自分が赤点だったのにも関わらず「あれれー!?おかしいな!優秀なA組から赤点だ5人も!B組は僕一人だけだったのに!おかしいなぁ!」と一貫して煽る姿はかなり特徴的。あまりに行き過ぎる煽りをした場合例えば轟一家の問題に踏み込むなどは拳藤一佳から鉄拳を喰らって退場するなどがお決まりのパターン。
この歪んだ性格は自分の個性から来ていると思われ、昔からヒーローになりたかったのにも関わらず「自分一人では何もできない」、「スーパーヒーローにはなれない」と言われてきたことからオールマイトのような王道ヒーローの道を歩むことを諦めたことによるもの。
物間くん自身も「自分がヒーローになるためにはヒーローらしからぬ立ち回りをしなきゃならない」と発言しており、それゆえねじ曲がった性格になったと思われます。
物間くんがあまりにヒーローらしからぬ性格からか通形ミリオからエリちゃんに対して「雄英の負の面」として紹介されてしまっている。
個性”コピー”
個性を持っている人に触れるとその人の個性を5分間だけ扱えるという能力。5分経つと使えなくなってしまうがその5分の間に多くの人を触っているとその分コピーした個性を使用できる。
オールフォーワンやヴィラン連合の生物兵器である脳無とは異なり合法的な能力で個性を複数扱えることができる貴重な存在なのが物間くん。
ただし複数個性の同時発動はできないので切島の「硬化」を使いながら爆豪の「爆破」で戦うというような戦法は不可能。
オールフォーワンと同じようにコピーしても微妙な個性があり、扱うのに練習が必要な個性は発動こそできるが能力は最大限発揮できない。例えば№3ヒーローベストジーニストや通形ミリオのような個性はコピーしても本人のような活躍は全くできないなどが弱点。
できればコピーして簡単に性能が引き出せるものが好ましい。
普段のヒーローコスチュームのベルトにコピーしたい人物の髪などを保管して使用したいときに触る戦闘スタイルであり同じクラスのB組のクラスメイトの個性はあらかた使えるようにしてあると思われます。
物間くんが黒霧の個性をコピー!
黒霧の個性をコピーした物間くんかっこよすぎて…
— ゆた (@tmi_91j) February 13, 2022
#wj22 #ヒロアカ本誌 pic.twitter.com/H5rC68gDks
ヒロアカ344話にて物間くんが自身のコピー個性能力でヴィラン連合の黒霧の個性であるワープホールを使用。現れたオールフォーワン率いるヴィラン連合を閉じ込めてから物間くんがコピーした黒霧の個性により全員をあらかじめ用意していた場所に各個ワープさせてヴィラン連合の戦力を分断。
ヴィラン連合のドクターの改造手術によってオールフォーワンの個性と超パワーを手に入れたことによって圧倒的な力を得た死柄木とオールマイトレベルの強さを持つオールフォーワンを分断させることでヒーロー側に勝ちの目を増やす大きな一手となったのが物間くんの黒霧のコピー。
このシーンはこれまでヒーローとして主役になることができないと諦めて人生の脇役に回ろうとしていた物間くんが作戦の要となる重要なシーンなのだ!
オールマイトの作戦
オールマイトのヴィラン連合討伐のために出した作戦は分断。
魔王として覚醒してしまった死柄木はアメリカの英雄スターアンドストライプを撃破するほどの強さ。そしてAFOもダメージを受けたとはいえオールマイトとのバトルした時と同じ戦闘力を持っていると戦力分析したオールマイト。
この二人がそろっている状態ではヒーロー側は絶対に勝てないと判断してオールマイトはその二人を最低10km以上は分断させなければ勝つことができないと言い切ります。
さらに死柄木とAFOだけでなく荼毘の火炎があるだけでヒーロー側の足が止まってしまう。
すなわちヴィラン連合に勝つためには敵主力を全て分断して各個撃破しなければならないという一見かなり無茶な作戦をオールマイトは提案しました。
作戦の鍵は青山と物間
ヴィラン連合を引き離し各個撃破するためには内通者であった青山くんを利用すると考えたオールマイト。
青山君はデクと同じく無個性に生まれます。それを悲しんだ両親がすがった先が個性を与えることができるオールフォーワンだった。
青山君はオールフォーワンの能力によって個性を得ることができましたがこの時からオールフォーワンの手先として動くことになってしまいます。
オールフォーワンを裏切った者へ待ち受けるのは凄惨な死。
オールフォーワンとのやり取りは電話のみであるが声で”嘘”をついてしまうとバレる個性を持っているらしくその能力によってこれまで従うことしかできなかったのが青山くんとその両親たちでした。
オールマイトはこの状況を逆手にとって心操の個性”洗脳”を使うことで「洗脳された状態の声は意志が通らない」という状態を作り出すことに成功。オールフォーワンと青山君の両親の会話は全てヒーロー側の仕掛けた罠の内容だったがバレることはありませんでした。
そうして青山君の両親の電話によっておびき寄せたヴィラン連合を待ち受けていたのがヒーローたちと物間君。
物間くんはヴィラン連合の戦力を分断させるためにイレイザーヘッドから黒霧のワープホールの個性を作戦の日までに扱えるようにしろというミッションを受けます。
あまりの難易度に「冗談ですよね?」と聞き返すもイレイザーヘッドは「悪いな」と言い分断させる方法は黒霧のコピーしかなく物間くんにしかできないものだった。
そういった過程で使うことになったのが黒霧をコピーした物間。オールマイトの作戦はバッチリ決まったことでヴィラン連合の戦力は完全に分断させ後は各個撃破するだけという状況にまで持っていくことに成功したのです。
物間くんのフィクサーってどういう意味?
物間くんが黒霧の個性を使用するさいに叫んでいた「フィクサー」というセリフ。
フィクサーの意味は「黒幕」という意味でありグーグルによると
・表面に出ずかげで指図したり操ったりする人
・舞台でシーンの変わり目に使う黒い幕
の二つ意味があります。
ちなみにヒロアカ単行本35では作戦上局面を操る上でものすごく重要な役割ではあるが別に「黒幕」ではないと作者堀越耕平氏の注釈が入っています。
物間くんがフィクサーと叫んだ理由としてはおそらく内通者であった青山君(黒幕)を利用してヴィラン連合を逆手にとった作戦であることから叫んだのかもしれません。
またヴィラン連合の黒幕の存在だったオールフォーワンに対して他の人の個性を使うのはオールフォーワンだけでなくヒーロー側にも他人の個性が使える存在はいるというメッセージを込めて「ヴィラン連合にいる他人の個性を使う黒幕だったAFO」の対比で「ヒーロー側にいる他人の個性を使う物間」というポジションからフィクサーと叫んでいたのかもしれません。
いずれにせよブラド先生から「主役」であると言われて良かったですね物間くん。
今後の物間くんが危ないかも
物間くんは最終局面にて「ワープホールで分断」、「イレイザーヘッドの抹消で死柄木の個性発動を止める」という超重要なポジションを担っています。
このまま死柄木の個性を封じ込めて勝利できれば何事もなく終わりそうですが面白くなる展開としてはやはり個性を発動する全力の死柄木が登場しそうな予感。
ヴィラン連合側視点からも一番厄介なのはデクの次に死柄木を封じている物間くんですので物間くんが狙われる展開がかなり出てきそう。
あまりに強すぎたヒーロー側のキャラクターは弱体したり(翼を燃やされ全盛期の力を失ったホークス)退場したり(アメリカの英雄スターアンドストライプ)するので物間くんも、もしかしたら何らかの形で退場しそうですね。。
かなり危険な状態になりそうな物間くんの今後に注目ですね!