【呪術廻戦】禅院家の闇!クズ過ぎるエピソードを紹介

週刊少年ジャンプで連載中の【呪術廻戦】。呪力を使って呪いを祓う世界で主人公虎杖が呪いの王宿儺の器となり、成長していく物語であります。

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呪術廻戦には呪術の名門とされる御三家の一つである「禅院家」が存在し。その一族である禅院家は思想やエピソードの闇が深く禅院家の登場人物のほとんどがまあクズばかりです。

 

今回はそんな禅院家についての闇やクズすぎるエピソードをまとめて紹介します。

 

 

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【呪術廻戦】禅院家とは?

呪術界の御三家の一つである禅院家。

御三家というだけあってエリート思考が高く、禅院家の当主になるためには禅院家に伝わる相伝術式である伏黒恵の「十種影法術(とさかのかげぼうじゅつ)」か、禅院直人の「投射呪法」のどちらからの術式が使えなくてはいけない。

呪術廻戦の世界では術式は生まれ持ったものであるため後から得ることができない才能の部分にあたる。

 

なので術師としてエリートとなるか、普通の人として生涯を経るかは生まれつきで決まる。

それだけならまだ良いが禅院家は古臭い思想の禪院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず」というものがあるため生まれ持ったエリートでなければ落ちこぼれとして差別が行われてしまうのが禪院家クズと呼ばれる原因の一つ。

 

”禪院家に非ずんば”という時点から基本的には他の呪術師を見下しているし、呪術師として能力が高ければ禪院家でも幸せな人生を歩むことができるが呪術師として微妙な場合は差別を受けてしまうのがこの家の闇なのである。

 

 

【呪術廻戦】禅院家の闇!クズ過ぎるエピソードを紹介

1.禅院家がクズというのは呪術界隈でも有名

呪術廻戦の五条と夏油の過去編にて五条悟が伏黒甚爾を倒した後に甚爾の遺言にて息子の恵の存在を明かす。

その後悟は恵のところへ訪れた。

悟としては呪術界を変えたいという目的のため敵だった伏黒甚爾の息子だとしても優秀な人材を得るために恵の場所へ訪れたのである。

 

最初は「どうしたい?」と恵に禅院家へ行きたいか聞いたが恵の目的が義理の姉の津美紀の幸せであった。なので五条は津美紀が禅院家へ行った場合は絶対に幸せになれないと言い切っているなど禅院家の環境が闇なのは悟も知っていたようだ。

ちなみに伏黒甚爾が恵を売った理由は才能さえあれば禅院家では幸せに暮らせるからであるので金を得ることでの自分のためではなく恵のことを思っての一面もある。

 

禅院家は差別が多くクズな思想であるというのは呪術界隈でも有名なのである。

 

 

2.禅院真希を4級から昇級させない

呪術師としての格がわかる等級。

これは対呪霊への実力を示す値であり、これが高いと呪術師としての待遇が良くなったりするシステム。

 

下は4級から上は1級まで、チート性能を持つと特級と位置づけられる階級制度であるが虎杖の先輩にあたる禅院真希は呪力を持たないということから4級から昇級させてもらえないという嫌がらせを禅院家に受けている。

 

真希の実際の強さは2級以上はあるものの呪具を使って祓うという行為は認めれないらしい。

ちなみに真衣にはそれが行われておらず呪力があるので3級には上がっている。

 

3.女性の立場が低い

京都の呪術高専の二年生西宮桃の話でも禅院家に生まれた大変さのエピソードが登場。

真衣が住んでいる禅院家という環境を西宮は”理不尽”だと表現し、特に女性として生まれた場合は”強さ”だけでなく”可愛さ”も求められてしまうとも言う。

『禪院家相伝の術式を引き継いでいること』それ以外は落伍者として術師人生をスタートする その中でも女はスタートラインにすら立たせてもらえないこともあるの

 

作中では女性差別が行われているシーンはほどんどないが次期当主候補の禪院直哉は真衣と真希の母親の前でも「三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」と普通に発言。

その母親も渋谷事変出来事で「真衣が死んだのか?」という直哉の質問に対して「今は当主(直人)の心配を」と答えるなどしていることから非常に女性の立場が低いのがうかがえる。

 

直哉は昔真希をイジメたことがあるようだがもちろん咎められることはない。

 

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4.かと言って強くても呪力を持たないと認めない

禅院家最強の人物は伏黒甚爾であるが呪力を持っていないと禅院家では例外なく差別されてしまう。

甚爾の口にある傷などは公式ファンブックによると幼少期に呪霊の群れの中に捨てられる嫌がらせの結果できた傷。

甚爾は術師に対してはめちゃくちゃ強いが呪具がないと呪霊を祓えないので扱いがひどかったらしい。天与呪縛による能力も呪術界は認めない。

 

直哉の話によると「禅院家なのに呪力がない落ちこぼれ」として甚爾が扱われていたが直哉いわく「誰も甚爾君を理解してへんかった」と言っている。

しかし一級術師の禅院扇が”忘れようとしていた感覚”と表現したり、炳の禪院蘭太の「今の禪院家があるのは甚爾さんの気まぐれだ」発言だったりと一級術師以上の実力者は甚爾の強さを認めながらも結局は”全員見て見ぬふり”をしていた可能性が高い。

禅院家 伏黒

この出来事により甚爾はグレてしまい家を出てからいろいろな女性の元でヒモの生活をするようになった。

ちなみに甚爾のプロフィールにストレスは”禅院家”と書かれているほどに禅院家が嫌いなようで、五条悟と戦った時も”御三家の頂点かつ最強の存在である五条悟を倒せば呪術界から認められるかもしれない”という考えから普段は絶対しない戦いを挑んでしまい敗北してしまった。

甚爾の行動を変えてしまうほどの呪いを禅院家から受けてしまっていたようだ。

 

 

5.保身が凄い

禅院家 闇

禅院直毘人の死後、財産相続の話になり五条悟が封印されてしまったことで全て伏黒恵へ行く話となってしまった。

直哉はこれにより恵を殺すことを決意。

一方扇と甚壱も恵を当主にすることには反対はしなかったが全財産を譲るという内容には反対したため呪術界の決定である”五条悟を解くことを禁止して呪術界から永久追放”という内容を利用して”五条悟開放を企てた謀反者として伏黒恵と真希、真衣と誅殺する”という作戦を立てる。

 

この作戦はなんと真衣と真希の実の父である扇の案であり父自らの手で真衣と真希を殺そうとするのだ。

この時点で禅院家は全員保身が凄いし、どんな手を使ってでも富を得ようとする人間ばかりなのが禅院家。

 

6.親子の縁は存在しない

その後扇は真希を斬る時に「自分が実力があるのに当主になれなかったのは子供が出来損ないだから」と言って真希を斬るのである。

子が親の足を引くなど あってはならない

そうして動けなくなった真衣と真希の二人を2級以下の呪霊がいる場所へ放り投げるのだった。

 

この考え方は父親の扇だけでなく母親もそうであり、呪具が保管されている忌庫へ行こうとした時に母親から止められ

一度くらい産んで良かった思わせてよ…真希

と言われている。

ただこのシーンは真希が忌庫へ行ってしまうと扇に切られてしまう未来が訪れてしまうため母親なりの最後の愛情とも見ることができる。

 

7.結果真希に全部壊されてしまう

こういったクズエピソードが真衣と真希に募りに募った結果真衣は自分の命を使って真希を強化。真希は伏黒甚爾と同じ力が手に入る。


その代わりとして真衣が真希に対して

全部壊して 全部だからね お姉ちゃん

と約束(縛り?)をする。

この約束はおそらく禅院家のしがらみなど全てを破壊するという内容だと思われ、それを実行するために真希はさっき戦った扇を一瞬で斬る。

その後禅院家の戦力である「躯倶留隊(くくるたい)」や準一級術師以上の禅院家最強集団「炳(へい)」を壊滅。

さらには禅院直哉とのタイマンの末勝利するなど禅院家に対して血も涙もない殺戮マシーンとなってしまった真希。

 

読者としてはかなりスカッとするシーンであるが真衣の幸せを考えれば真希はそのまま真衣と一緒に禅院家で落ちぶれていればよかったと思わせる悲しいシーンでもある。