週刊少年ジャンプ【ブラッククローバー】に登場する黒の暴牛副団長のナハト。
黒の暴牛の副団長は長らく登場していなかったが全世界を巻き込んだ悪魔達率いるスペード王国軍勢との戦いにて登場。
他の魔法騎士たちとは違いアスタと同じく悪魔の力を使うことできる魔法騎士であります。
今回はそんな謎が多きナハトやナハトの悪魔、悪魔を使った魔法についてもまとめてみたぞ!
Contents
【ブラッククローバー】ナハトって誰だい?
ナハトの初登場
「君が望むなら教えてあげるよ 悪魔の力の使い方を」
黒の暴牛副団長であり悪魔を使役して戦う魔法騎士。本名はナハト・ファウスト。
BLEACHの市丸ギン、七つの大罪ギーラのような糸目のキャラクターということで普段は目を開かずおそらく感情を爆発させたり本気を出す場面で目を開くタイプ。
他漫画の糸目キャラのようにナハトも冷静かつ有能であり力の底が感じられない強キャラクター。
初登場は漫画26巻でありヤミとアスタのコンビでスペード王国ダークトライアドのダンテに辛くも勝利するも突如現れたゼノンになすすべもなく敗北しヤミが攫われてしまった。
アスタは気絶しその後魔法騎士団から介抱され目覚めるも先の戦いでダメージを負っている状態にも関わらずすぐさまヤミを助けに行こうとしたところを現れたナハトに止められるという形で登場。
「君が望むなら教えてあげるよ 悪魔の力の使い方を」
というセリフと共にアスタをパワーアップさせてくれる存在となり、その時のアスタよりも多くの悪魔の知識を持っていた。
性格
性格としては「黒の暴牛が嫌い」とのとこで前科があるものや普段の振る舞いが悪い人が嫌いであり前年功績よりも被害が多かった黒の暴牛がそういった理由で嫌いなのである。
一方正しい行いをする人間は好きであるためアスタの事は気に入っている。
「始めからずっと良い人間が一番偉い」
そういう性格であるためか黒の暴牛としては一度しかアジトに姿を見せておらず魔法騎士として動ければ何でもいいとのことで嫌いな黒の暴牛であっても特には気にしていない。
その後はずっとスペード王国のスパイとして活動し融通の利く副団長の座についている。
ナハトが使役している悪魔
ナハトが契約している悪魔はアスタやスペード王国の魔法騎士とは違って複数持ち
計4体と契約しており全て中級悪魔の実力を持っている。
全員小さくてかわいい見た目をしているのが特徴であるがこれは借りの姿であり本来の姿はイカツイらしい。
・ギロデロ
ナハトの事を旦那と呼ぶ狼のような悪魔。ナハトの影魔法に”群れ”の特性を付与できる。
またアスタの悪魔同化(ユナイト)の修行のために置いてかれてしまった。
・スロトス
馬のような姿をしている悪魔。特性”剛健”を影魔法に付与できる。
・プルメデ
猫型の悪魔。特性は”俊敏”。
最上位悪魔と対峙した時は恐怖で震えてしまっていた。
・ワルグナ
鳥型の悪魔。特性”鳴声”
悪魔を使役するための儀式
ナハト曰く悪魔の力を使いこなすには”従魔の儀”が必要。
アスタの場合アスタの魔法は悪魔から垂れ流されている力をただ利用しているだけとのことで従魔の儀で正式に悪魔の力を自分の力として掌握する必要がある。
従魔の儀の流れとしては
1.悪魔を召喚
2.召喚した悪魔を屈服させる
3.屈服に成功した場合その悪魔と完全優位な契約を結べる状態になる
という過程を取る。
通常であれば悪魔との因縁のある遺物を使用して一時的に悪魔を現代に召喚するが
アスタの場合は黒のグリモワールやすでに与えていた右腕を媒介にして召喚させている。
そして「我に従え」と念じることで自分の使い魔として悪魔の力が全て使えるようになる。
ナハトはこの”従魔の儀”を行うことで4体の悪魔を使役させている状態にしているのだ!
ナハトが使用する悪魔と魔法
ナハトが使用する影魔法
ナハトが使う魔法は影魔法。影の分身を出して攻撃したり影と影からのワープなど移動としても優秀。
・影の回廊
ナハトの移動魔法。壁を突き抜ける影を作り多くの人間を一度にワープさせる。
一応定員数は決まっている。
・暗い園への誘い
対象の足元から腕の形をした影を無数に出して捕獲する魔法。
ナハトの悪魔同化(ユナイト)
契約している悪魔と同化している状態。同化する場合は一度に悪魔一体だけであり悪魔の力を使用することで元々使える魔法にさらにそれぞれの悪魔の特性を付与することが可能。
・モード:カニス
ギロデロとユナイト状態になった時のモード。影魔法にギモデロの”群れ”を付与することで多くの影狼を出すことが可能。
カニス状態の影魔法には一体一体ナハトの氣を持っているため本体のナハトに隠れられてしまうと見つけるのが困難。
ナハト本体を倒すまでは影は消えない。
・マナーゾーン:暗獄の狩り場
カニスモードで使うことできる影魔法。対象を大きな影で包み込んで何も見えず何も感じさせない状態からあらゆる角度で攻撃する。
・モード:エクウス
悪魔のスロトスとユナイトした姿。特性”剛健”。
防御能力に優れダンテの重力魔法を受け付けないほどの力を持っており両腕にできた大きな盾で防御する。
・モード:フェリス
悪魔プルメデとユナイトした姿。特性”俊敏”。
高速移動が得意なスピードタイプになる。
影魔法”天影千里眼(てんえいせんりがん)”
影を使って周囲一帯を観察できる。地下深くにいるダイヤモンド王国の科学者モリスの居場所を突き留めている。
フェリス状態で使用している。
・モード:ガルス
悪魔ワルグナとユナイトした姿。特性”鳴声”
ガルスとなって背中に大きな翼が生えることで飛行が可能。ガルス状態の声を聴いてしまった者は動きが一瞬止まる。
ナハトの強さ
副団長として活動していたナハト。ナハトの強さがわかるシーンをまとめてみました。
・ユナイトできないアスタには勝てる
ユナイトしておらずただ悪魔力が流れているアスタにはモード:カニスだけで勝つことができます。
・ダークトライアドの三人には勝てない
ナハトが契約している悪魔は中級であり最上位悪魔を宿したスペード王国のダークトライアドには勝つことができない。
ナハト本人も一人では勝つことができないと考えていた。
ダンテと戦った時もエクウスモードで防御こそできるがダンテの驚異的な回復魔法を見て致命傷を与えるまでの攻撃ができないと判断している。
・魔法騎士団長たちを甘く見るほどの実力者
漫画27巻にて魔法騎士団長たちがスペード王国と戦うための会議を行っているときにナハトは乱入。
まとまりのない団長たちの会議を見て「会議もろくに出来ない人たちは嫌いだ」というセリフ吐くなどしていることからおそらくリスペクトは全くしていない。
またダンテとの戦いでは蟷螂の団長ジャックと共闘しダンテの重力に対応したジャックを見て「君のことナメていたようだ」と言っていることからナハトは魔法騎士団長たちの実力も甘くみていたようだ。
ナハトの強さはどのくらい?
ナハトは他の魔法騎士たちと違って悪魔を使役しているという大きなアドバンテージがあることからかなりの実力者だと思われます。
エルフたちとの戦いで活躍したアスタにも勝利できていることからエルフや上位悪魔であるザクレド(言霊魔法)との戦いでもし現れていた場合はかなりの主力として活躍できていたでしょう。
魔法騎士団長たちをリスペクトしていない辺りも強さ的にはおそらくナハトは魔法騎士団長たちの平均レベルよりは高そう。
メレオレオナと魔法騎士団長たちの間くらいの実力はありそうです。
ただ最大火力面だけでみると魔法騎士団長より少し下の強さかも。