2014年から連載されているブラッククローバー。そこで登場するダイヤモンド王国を裏で仕切っている魔導学者である謎多き男モリス。
前々から名前だけは登場していましたが長らく不明のキャラクターでした。
しかし悪魔憑きであるダークトライアドとの戦いで登場し、冥府とこの世を繋ぐクリフォトの儀式をするという敵側の重要キャラクターとして活躍。
今回はそんなモリスについて能力や魔法、悪魔について探ってみたぞ!
モリスというキャラクター
年齢 28歳
身長 177cm
誕生日 5月21日
星座 おうし座
血液型 AB
好きなモノ 魔導学、知らないことを知る事
ダイヤモンド王国出身の魔導学者の一人。
ダイヤモンド王国の兵士たちを管理している人物であり人体改造や洗脳を行うことで強力な魔導戦士を作り上げている。
単行本3巻のダンジョン攻略編で登場したダイヤモンド王国のマルスの過去回想にて少しだけ登場し、それから魔女の森編などのファナとマルスの過去回想でも登場。
学者という立場でありながらダイヤモンド王国の軍事関連のものは全てモリスが支配していたらしくマルスいわく「今のダイヤモンド王国はモリスが影で操っている…」とのこと。
モリスはスペード王国のダークトライアドとの戦いで本格的に登場。
魔女の森編の終わりではマルスは魔女の血液魔法である「傀儡の血潮」の元である薬を受け取ったことでダイヤモンド王国の現国王を操り、良い国へと発展させるとアスタ達と約束して別れた。
それがうまくいったのか作中ではまだ描かれていないがスペード王国ではダイヤモンド王国を亡命してスペード王国に流れついたという立場で登場。
冥府に住む悪魔を現代に出現させるためのクリフォトの樹降臨の儀式を行う中心人物として登場。
ダークトライアドとの戦いではアスタ達はそれを止めるべく戦う展開が見られます。
モリスはダイヤモンド王国の裏の支配者
マルスが裏切るまではダイヤモンド王国の裏の支配者として実質的にダイヤモンド王国を牛耳っていたモリス。
マルスとファナの因縁の相手でもあり、マルスとファナはダイヤモンド王国の戦士となるために施設で育てられていたが最終試験では「最後の一人になるまで殺しあえ」という命令により
これまで切磋琢磨しあった仲間たちを殺させあうという試験をモリスは与えた。
マルスは最後に幼馴染のファナを殺したことで合格して魔導戦士として選ばれることになるが
同時にモリスの魔石による洗脳と人体改造により非情な戦士として誕生。
マルスに埋められた魔石はファナから作られたものであるため結果モリスの人体改造により炎と鉱石の2種類の魔法を使える戦士としてマルスは活動することになる。
このようにダイヤモンド王国の戦士たちはモリスの人体改造や実験を施された者たちが多いので好戦的で非情な人物が多い。
額に魔石がはめ込まれている場合は洗脳がかかっているらしくマルスやラドロスはアスタの反魔法の一撃を受けたことで戦闘後に洗脳が解除されている。
このようにダイヤモンド王国の戦士を量産しているのがモリスという学者なのだ!
モリスの魔法
モリスの魔法はまだ詳しくは登場していないが「摘出」と「移植」に関する魔法効果がある。
ヴァニカがロロペチカを攫ってきた時にモリスの魔法によりハート王国の叡智を全て摘出して移植。
この魔法により悪魔を降臨させるクリフォトの樹の成長を早めることに成功させていたり
ダイヤモンド王国時代ではマルスに取りつける魔石を作る際にファナの魔力を複合させてマルスに炎の魔法を使えるようにさせていたりと何かしらを「摘出」し「移植」させる魔法を使用している。
摘出は知識だけでなく魔力などの力も使えるようで
この時に摘出したのはファナのグリモワールからであるらしく通常のグリモワールは一冊の普通の本であるが洗脳後のマルスはファナと自分の力が入ったグリモワールを渡されていた。
まさに「知らないことを知る事」が好きなモリスにピッタリの魔法効果。
おそらく攻撃面に関してはそこまで高くなくセクレの封緘魔法のように直接的な攻撃力は無いと思われる。
しかしファナのグリモワールをマルスのものに摘出したように他のキャラクターの力を奪って自分のものにできたりする力はあってもおかしくない。
モリスは悪魔憑き
モリスは悪魔憑きであり悪魔の力で自分の魔法を強化することでロロペチカの叡智を引き出せるまでの魔法力を持った。
この叡智を使うことでクリフォトの樹をすぐに成長させるブースターとして活躍。冥府の門をすぐに開けてしまい最上位悪魔であるリリスとナヘマーを呼び寄せてしまいます。
メガネをかけているが生まれつき目が見えない。しかしその代わりに悪魔の力を得るという才能があるのだとモリスは語ります。
モリスの悪魔はダークトライアドたちとは違いアスタやナハトのように自然な形で憑いた形だと思われる。
魔導学者としても優秀?
モリスはダイヤモンド王国を追われた立場であるが魔導学を一手に担っていた人間とのことで裏方としての活躍は優秀。
アスタとヤミに敗北したダンテを回復させるための回復カプセルを作ったのもモリスであるし、クリフォトの樹の儀式に必要な魔力を集めたのもモリス。
さらにスペード王国で眠っていた魔神を復活させたのもモリスなどなどダークトライアドの裏方的仕事は全てモリスが行っている。
キャラクターとしては邪悪であり非人道的行為をするモリスであるが国を追われた元々別の国出身であるのにも関わらずダークトライアドの計画の中心人物となってしまうほどに優秀な技術を持っているキャラクターなのである。
ダークトライアドはクリフォトの樹を成長させるための門番的立ち位置をしていますがもしその三人がいなくなってしまった場合はその次に中心人物となるのは間違いなくモリス。
今後どのような動向をしていくのか注目していきたいところですよね。