僕のヒーローアカデミアに登場する死穢八斎會の組長の孫であり雄英高校で保護されている少女のエリ。
作中最強クラスの個性を持っており、ミリオの個性が消えたきっかけでもあり、個性が戻ることになったヒロアカではかかせない重要なキャラクターでもあります。
この記事ではエリちゃんに関する過去やオーバーホールとの関係をまとめてみました。
【ヒロアカ】壊理(エリ)というキャラクター
【新キャラ&キャストが来た!!】
『僕のヒーローアカデミア』#ヒロアカ 4期から登場する新キャラクター、謎の少女・壊理 (エリ)のデザインを解禁! そして声を演じるのは #小林星蘭 さんに決定!!
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死穢八斎會編ではヤクザ組である死穢八斎會に保護されている女の子。
当初は謎の少女という立ち位置であったが手足が包帯で巻かれた大けがしている状態でデクやミリオ達に見つかったことがきっかけで死穢八斎會VSヒーローというバトルにまで発展したキーマン。
オーバーホールvsデクの最終戦では個性の「巻き戻し」によりデクをサポートしたことで常に100%のワンフォーオールで戦い続けてもデメリットの怪我をすぐさま回復させるというコンビネーションによりオーバーホールを撃破。
オーバーホールに強い教育をされてしまったことで痛みがあっても抵抗したり泣いたりするわけでなくじっと耐えるようなしぐさをしたり
目の前で人が死んでしまうのは自分のせいだと教え込まれ(エリを逃がしてしまった人はオーバーホールに分解させられたり保護しようとしたヒーローを消していた)自分さえ我慢すれば何も起きないという洗脳を施されていた。
エリの過去オーバーホールとの関係
エリはある日死穢八斎會組にやってきた女の子。
エリの母親は死穢八斎會の組長の娘であるため組長の孫にあたる。昔娘は結婚することになったがその時父の組長と揉めたことで絶縁。
そのまま連絡が取れていなかったが組長の娘は自分の娘捨てたことで組長がエリを保護することになります。
「あれはその娘の子だ…あのバカ子供を捨ておった」
エリが捨てられた理由はエリが娘の旦那に触れたことで姿が消えてしまったことから呪われていると判断したことから。
どちらの家系にもエリのような個性の持ち主はいなかったのでエリは突然変異の存在だと判断。組長はエリの個性がオーバーホールと似ていたことから世話のついでにエリの個性について調べてくれと頼みました。
オーバーホールとの関係はオーバーホールは組長の養子であるため叔父の関係になります。
個性が強すぎるがゆえに利用されてしまう
しかし保護するどころかオーバーホールはエリの個性が巻き戻しであることを突き止めエリの個性を利用することで現在落ちぶれつつある死穢八斎會組を復活できると考えてしまう。
オーバーホールは組長に計画を話すも組長はヤクザ組は仁義を重んじなければならないという考えだったことと、何よりエリの体を刻む必要がある計画から
「あの子をなんだと思っているんだ うちのやり方ができないなら出ていけ」
という至極当然な反対意見を受けてしまう。
しかしオーバーホールによって組長は植物人間状態にさせられ死穢八斎會はオーバーホールが実権を握ることになります。
そしてオーバーホールは巻き戻しの個性を使って
・個性を消す弾丸
・消した個性を戻す薬
の二種類を大量生産させて市場に流すことで落ちぶれていた死穢八斎會を復活させようとしました。
この薬はエリの体を切り裂いて作られるため完全に市場は死穢八斎會で独占ができてしまう代物。
その一方でエリは日々体をただ切り裂かれるだけで自由の無い日々を過ごしていたことにより自分の個性は呪われおり受け入れるしかないと洗脳でそう思わされていました。
最初はエリも逃げたのであるがすぐに捕まり、逃がした部下がオーバーホールによって殺されてしまうということで自分が我慢すればよいという考えになってしまった。そして逃げても無駄だとわからされてしまう。
「おまえのせいでまた死ぬぞ!これが望みなのか!?エリ!!!」
死穢八斎會編ではデクやミリオの助けがあっても「助けられることを望んでいない 、戻る」という発言もこの過去からきているものであり
本当はもちろん助けられたいが自分が助かろうとすることでデクやミリオが死んでしまうことを恐れての発言なのだ。
エリは自分が犠牲になってでも知らない誰かが自分のために犠牲になるのは嫌という優しい性格の持ち主ということがわかる。
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それでもヒーローたちは助けることを諦めなかったことでエリにも”助からなくては”という気持ちが芽生える。
オーバーホールVSデクの最終局面ではデクの伸ばした手にエリがやっと手を伸ばしたのもそういう気持ちの背景でありエリの個性が暴走したのもその出来事で覚醒したからである。
エリの笑顔
両親に捨てられ、保護された先でも毎日身を斬られて死にかけ状態になったらオーバーホールの個性で戻されるという過酷な日々を過ごしたエリ。
そういう日々を過ごしたことからエリにはもちろん楽しいという思い出がなく笑顔というものはなくなっていました。
「ごめんなさい…笑顔ってどうやればいいのか」
エリが初めて心から笑えるようになったのは単行本20巻の文化祭。エリを文化祭に呼ぶことで笑顔にできるのではないか?というデクの提案から。
結果エリは1年A組のバンドの出し物を見たことでオーバーホールからの呪いがとけて笑顔を取り戻すようになりました。
ミリオが泣いて喜んだのもエリの背景を理解していたからであり文化祭に乱入しようとしていたジェントル&ラブラハ相手にデクが必死こいて戦った理由もこのためなのである。
エリとオーバーホールまとめ
エリというキャラの過去とオーバーホールとの関係を紹介した後にエリというキャラクターの背景について紹介してみました。いかがだったでしょうか?
エリというキャラの境遇が個性社会であるがために生み出してしまった悲劇だと考えると強い個性を持っているのもオーバーホールのように実験に使われたり、AFOに狙われたりするため考えものだと思いました。
エリとオーバーホールが中心の死穢八斎會編はデクやミリオが悲劇に見舞われている子を助ける真のヒーローであるストーリーの流れであるために僕はかなり好きです。
それでは最後までありがとうございました。