週刊少年ジャンプから連載されている国民的大人気漫画であるワンピース。
主人公ルフィが海賊王を目指す物語でありなんといっても特徴的なものがゴムの能力を得られるゴムゴムの実を食べた全身ゴム人間という部分。
20年間もの間ゴムの能力だと思われていたルフィの食べたゴムゴムの実ですが2022年にワンピース1044話にてゴムゴムの実とは仮の名前であり本来の名前はゾオン系ヒトヒトの実モデル”太陽神ニカ”であることが判明し話題となりました。
今回はそんなルフィのゴムゴムの実の真の能力である太陽神ニカについて紹介していきます。
Contents
【ワンピース】ゴムゴムの実
ワンピースの舞台から13年前の話。幼少期だったルフィは当時イーストブルーを拠点にしていた海賊赤髪のシャンクス仲がよく、戦利品である悪魔の実と呼ばれる貴重なアイテムをルフィが食べてしまう。
ルフィの食べた悪魔の実はゴムゴムの実であり以来ルフィは全身ゴム人間のゴムの能力が得られる代わりにカナヅチとなり一切海で泳ぐことができなくなってしまう。
ゴムゴムの実の能力としては
・手足など全身の部位全てが伸びる
・打撃や関節技、鉄砲や大砲などでダメージを受けない
・落雷など強い電気でもしびれない
などなど
他にも血管もゴムであるため一般人ではできない血流を高速にすることで身体能力を向上させるギア2などゴムならではの戦い方をするのがルフィの特徴。
ゴムゴムの実の覚醒!真の名前はヒトヒトの実幻獣種モデル”ニカ”
悪魔の実の覚醒とは?
悪魔の実覚醒の概念は漫画50巻辺りのインペルダウン編にて登場。
インペルダウンを守るゾオン系の能力者である極卒獣と呼ばれる能力者たちが悪魔の実を覚醒させていました。
ゾオン系悪魔の実は動物に変身する能力であるが覚醒した場合それに加えてタフさと驚異的な回復能力を得ることができる。
また他にはドレスローザ編にてパラミシア系イトイトの実の能力者のドフラミンゴも覚醒。パラミシア系の場合は自分の体だけでなく周りの建物や地面にも能力を与えて操ることができるというもの。
ドフラミンゴの場合は建物をイトに変形させてルフィに向けてイトを放っています。
悪魔の実の覚醒は登場していましたが長らく覚醒条件などは不明でありルフィたちの仲間に誰も覚醒者がいなかったことからワンピースの謎の一つでもありました。
ゴムゴムの実の真の姿!太陽神ニカ
ワンピース1044話にてカイドウから致命傷を受けて死亡したかに見えたルフィだったが立ち上がり姿が変わる。
ゴムゴムの実が覚醒、また五老星によるとゴムゴムの実は仮の名前であり実はパラミシア系ではなくゾオン系のヒトヒトの実モデル幻獣種”ニカ”であることも判明。
主な太陽神ニカの特徴としては
・世界政府がずっと探していたが手に入らなかった悪魔の実
・歴史から消したかったために名前をゴムゴムの実としていた
・800年前のジョイボーイが覚醒して以来誰も覚醒していなかった
・太陽神ニカは体そのものがゴムの性質を持ち人々に笑顔与える
・世界で一番ふざけた能力
世界政府にとって一番危険な悪魔の実であるヒトヒトの実モデルニカ。そのためずっと世界政府はゴムゴムの実を探していたが何らかの形で毎回手に入れることができていなかった
「まるで悪魔の実が我々から逃げている様だな ない話でもなかろう」
「ゾオン系の実には意志が宿る ましてやこの実には”神”の名が…」
800年もの間ずっと覚醒していなかったので世界政府からあまり強くはマークされていなかったルフィ。
ついにカイドウ戦にて悪魔の実を覚醒させたのだった。
ゾオン系であるために姿が変わるタイプの悪魔の実。現在はルフィと太陽神ニカの姿が混じった形態のみ使用。
太陽神ニカの能力が覚醒したのはなぜ?
長らく悪魔の実の覚醒条件は不明だったが太陽神ニカの能力を得たことでカイドウが説明してくれました。
悪魔の実の覚醒は食べた人物がその能力に心身が追い付いた時に起こるのが覚醒。
そのため悪魔の実の覚醒は使い手の強さ次第ということであり強力な実であればあるほど覚醒条件が厳しくなる。
実際ゴムゴムの実は800年もの間覚醒させた人物はいなかったということなのでかなり覚醒させにくい悪魔の実だと言えるでしょう。
またロギア系の悪魔の実もまだ覚醒者がいないため覚醒させにくい悪魔の実だと思われます。
ニカニカの実!太陽神ニカの能力
太陽神ニカは人々に自由と笑顔を与える象徴として崇められる神でありニカの存在は空島編からすでに登場しています。
また聖地マリージョアで起こった奴隷解放運動の中心となった海賊団の名前がタイヨウ海賊団とニカから名前を取っているなどワンピースの世界で広く知られている神の一人。
ニカの能力はゴムの体にさらなる腕力と自由を与える「世界で一番ふざけた能力」と五老星は語る。
超巨大化ギア5
ギア3の場合は空気を体内に送ることで体の一部を巨大化させる攻撃をルフィは使っていました。
それと同じようにルフィは全身を巨大化させることが可能。
まさに世界一ふざけた能力かつデタラメな攻撃ができる。その大きさはワノ国の空を覆った龍のカイドウよりもさらに大きいためスリラーバーグ編で登場した巨人族のオーズよりもさらに大きいと思われる。
ギア3の場合は空気を注入させる必要があったがギア5はルフィの空想だけで実現する大きさであるため発動条件がゆるいのも特徴。
パラミシア系と同じ覚醒
パラミシア系の覚醒と同じくニカの能力は周囲をゴムの性質に変えることができる。
地面をゴムに変えることでトランポリンのような性質にしてカイドウのボロブレスを跳ね返すことに成功しています。
またカイドウに飲み込まれてしまってもカイドウの体全てをゴムの性質に変えることで無理やり脱出もできています。
ゾオン系の覚醒も持つ
ニカの悪魔の実はゾオン系であるためもちろんゾオン系の覚醒の特徴も持っている。
タフかつ体の回復驚異的に早いためダウンしてもすぐに立ち上がってくるのが特徴。
これまでルフィと言えば打ちのめされても何度も何度も立ち上がるシーンが多くあり、長らく主人公補正かと思われていましたが能力がゾオン系であるとなると納得。
肉を食べるだけで傷穴がすぐさまふさがるのもゾオン系特有の回復力と聞くと説明が付きます。
カミナリをつかめる
ニカの能力に不可能は無い。
カイドウ戦では落雷をつかみ「ゴムゴムのカミナリ」とゴムと全く関係の無い技まで使用していました。
カイドウはこの技についてデタラメと評価。
カミナリを操ることができるので実質ロギア系と同じような攻撃方法が可能ということになりますね。
カミナリを操ることができるので今後ナミのゼウスとのコンボも見られそうです。
ニカの心臓音は空島でも流れていた
ルフィがカイドウに打ちのめされて能力が覚醒する際に聞こえた
「ドンドットット」
という効果音。
ズーニャいわく800年ぶりに聞くジョイボーイの帰還を意味する音であるらしくその後ルフィはニカの能力を覚醒。
かなり変わった心音であるがこのリズムは空島編のエネルを倒した後の宴にて流れたリズムでもある。
空島は太陽神ニカを崇める宗教地域であり800年前に存在したジョイボーイがポーネグリフを置きにきた場所でもある。
尾田先生は空島編のこの時からルフィの能力が太陽神ニカであることの構想をすでにしていたということになりますね。