【ヒロアカ】異形型の闇!スピナーや障子君が迫害されてしまう世界観を紹介!

週刊少年ジャンプで連載中の【僕のヒーローアカデミア】は主人公デクが特殊な能力を持つのが当たり前の世界観で無個性でありながらも一人前のヒーローになる物語であります。ヒロアカでは多くの「個性」という特殊能力を持った人々が登場しますが中でも姿形が人ではない動物のような「異形型」という個性の持ち主も登場します。

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デクの通う雄英高校では問題にはなっていませんがこの記事ではヒロアカの世界観の闇の部分である異形型が迫害されている世界観について詳しく紹介してみたぞ!

 

異形型の個性とは

ヒロアカの世界における「個性」の一つ。個性は4種類に分けられており体から火や電気を出すことができる「発動型」、身体の形やサイズを変えることができる「変形型」、スピナーや梅雨ちゃん、障子くんの「異形型」と主人公のデクの「無個性」が存在しています。

 

異形型は生まれた時から能力が発動しっぱなしであり姿形が人間離れした存在。現代こそはそこまで無いが個性が目新しい時期は多くの迫害を受けてきた個性の形でもあります。

 

ヒロアカの闇!異形型が迫害されてしまう世界観

個性が異能と呼ばれていた時代

ヒロアカの世界は通常の世界と同じく能力の無い人間が住んでいる世界でありましたがオールフォーワンが生きていた時代に超常現象を発現させる能力を持った人々が生まれだしました。

人々はこの能力持ちたちを「異能」と呼び人間という種の規格がそれまでの常識から大きく崩れ世界が混乱に陥ります。その時代では能力を持った人々の方が少数であったことから能力を持つ人と持たない人の間で大きな争いや改革などがありましたが現代では世界の人口の8割が能力を持つようになったので「異能」から「個性」という名前となりヒロアカの世界観につながっています。

 

人とは違うものに対して人は差別を行うように現代のヒロアカでもデクが「無個性である」という理由だけでイジメられていたように能力が発現した初期は多くの差別がありました。

 

現代ではほとんどない異形型への差別

主人公のデクは「無個性」であることから幼少期から他の人が当たり前にできることができないとしてイジメられたり辛い思いをしてきました。見た目ただの人間であるデクでさえ差別を受けてきたのですから人間の姿から大きく外れている異形型の人々の迫害レベルは言うまでもありません。

 

デクの通う雄英高校では異形型の人々が迫害を受けている描写はほとんどありませんが障子や根津校長も過去にはひどい仕打ちをうけておりヴィラン連合のスピナーの場合はステインの思想に賛同したというのもあるが迫害された過去の出来事から世界を壊したいという願望もあることからヴィラン連合に入っている。

 

田舎では現代でも迫害され続けている異形型

現代では個性を持つ人が一般的となり異形型個性のキャラも普通に生活できています。異能解放軍のリ・デストロが社長だったデトネラット社はそういった人型ではない異形型個性の人々の一人一人に合わせた日用品を製造、販売、サービス提供をしているなど社会では異形型を受け入れるのが当たり前の価値観になっています。

 

しかし田舎は別であり根強い異形型への差別が残っており、例えばヴィラン連合のスピナーは異形型であるためにイジメられて引きこもりになったことにより学校へ行けていません。なので引きこもり時代はゲームをしていたらしく同じくゲームに詳しい死柄木と一番話が合うポジションのキャラクターになっています。

 

雄英高校1年の障子くんも異形型であるために生まれた村で迫害を受けています。障子くんの場合はそのままヴィラン落ちしてもおかしくないほどの差別を受けていましたがヒーローとなる道を歩んでいる。

異形型への差別はなくなりつつあるが今でもなお地方では残っているためヒロアカの世界ではヒーロー社会の闇と表現されています。

 

過去がエグイ異形型の登場人物

根津校長

ヒーロー名門校雄英高校の校長の根津。根津校長は人ではなくネズミが個性を持って生まれた存在。

ネズミではあるがヒーロー業界に大きな発展と貢献をした人格者であり世間の批判に対して矢面に立つことが多い。何千億というポケットマネーで雄英高校をヴィランから守るために要塞化させるなど平和のためならば自分ができることをでき限りやり通す意志を持っているキャラクター。

 

しかし昔はネズミが個性をもった存在であるためにいろいろ実験されていたらしくヴィラン役として1年生の授業に登場した時にはうっかり「素」が出てしまっている。

 

右目の傷はその時代に付けられたものだと思われ、ヴィランに通じる内通者が明かされていない時にはこういった過去から「根津校長が内通者なのでは?」という考察もされていました。

 

スピナー

ヴィラン連合の一人であるスピナー。田舎出身であるため強い差別を受けて育ったキャラクター。

「トカゲ野郎」と言われ差別を受けたことにより引きこもりとなってしまう。スピナー自身もそれが当たり前だと受け入れ生きる希望などが全く無い存在だったがステインに触発されたことで世界を変えられると思いヴィラン連合に入っています。

 

最終決戦では同じく差別で苦しめられた異形型の戦士1万4000人を引き連れて戦うリーダ的存在となっている。

 

障子くん

スピナーと同じく差別が強い田舎出身。両親は普通の人間であったためにさらに差別が強くなり人に触れようものなら総出で迫害を受けていました。

障子くんがマスクをしているのはその時受けた傷を隠すためであり傷跡を見せるのはヒロアカの世界だと「復讐者」だと思われるからとのこと。

 

障子くんも村人たちには強い怒りが残っており忘れられるものではないと語るもヴィラン落ちすることはなくそれよりも異形型の姿で生まれたことが良い思い出となれるように世界一のヒーローを目指す道を選んでいる。