【鬼滅の刃】伊之助の生い立ち!過去母との出来事がえぐい

鬼滅の刃に登場する嘴平伊之助 (はしびらいのすけ)。

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主人公炭次郎の同期にして鬼殺隊の一員であり善逸、炭次郎と一緒に行動する三人トリオの一人。

戦闘時にはイノシシのかぶりものをしながら「猪突猛進!!猪突猛進!!」と叫びながら二刀流で戦う。

 

今回はそんな伊之助の生い立ちや過去についてまとめています。

 

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伊之助の生い立ち母との過去!

鬼舞辻無惨との最終決戦の内容が入るのでネタバレ注意です。

 

母親がいないとされていた伊之助

伊之助は生まれてから荒れ山でイノシシと暮らしていたことから両親も兄弟もいないと言っていました。

「お前と一緒にすんなよ 俺には親も兄弟もいねぇぜ」

他の生き物との力比べだけ下唯一の楽しみということで初登場時は強い奴と戦うことにこだわり

鬼との戦い中であっても自分の攻撃をいなした炭次郎に勝負を挑んだり

 

漫画5巻、下弦の伍との戦いにて自分が撃破できなかった蜘蛛一家の父蜘蛛を

瞬殺した冨岡義勇にボロボロで怪我状態であっても自分の強さを

上げるために戦おうとするなどのパワー系キャラクターでした。

 

ただ父蜘蛛に握りつぶされる直前に涙を流し謝っている母親の走馬灯を見ている。

 

 

童磨(どうま)と伊之助の母

伊之助の生い立ちが判明したのは漫画18巻、上弦の弐の童磨との戦い。

伊之助のイノシシのかぶりものに興味をもった童磨は一瞬で奪い伊之助の顔を見て会ったことがあると発言。

「僕たち何処かで会ったよね?」

「俺は君を知っている」

伊之助は何処かで昔会った気がするのは胡蝶しのぶの方だと全力で否定する。

 

しかし童磨は自分の脳を探ると15年前に伊之助の顔とそっくりな女性と会ったことがあると言うのであった。

 

伊之助の母を保護した童磨

伊之助の母の名前は「琴葉(ことは)」。

当時17か18歳であり赤ん坊だった伊之助を抱いて宗教団体の教祖を務めていた童磨のもとへやってきた。

 

毎日旦那に殴られて姑からもいびられていたため誰にもたよる場所がなく

そういう可哀そうな人々を童磨の極楽教は保護してきたため琴葉を受け入れます。

最初は顔の原型もわからないほど腫れており血だらけ、日々殴られていたため片目は失明。

 

しかし日々手当をしたことで元のキレイな顔になりその顔は伊之助そっくりの顔だったとのこと。

 

童磨の悪事に気づいてしまう

童磨は鬼であるが伊之助の母琴葉は美しく心もきれいな人であったから

寿命が尽きるまで食べるつもりはなかった。

 

また琴葉は頭があまり良くなかったとのことだったが歌は上手で美しかった。

「君を良く抱いて歌っていたよ ゆーびきーりげーんまんって」

「そればっかり君(伊之助)に」

「指きりの歌 毎回歌詞が違うんだよね 途中から狸の歌になったり可愛かったなぁ」

 

しかし琴葉は頭が良くなかったものの”感覚”がするどかった。

ある日童磨が信者を食べていたことに気づいてしまい逃げるように寺院を飛び出していった。

「いつも失敗する 駄目な方に行ってしまう」

「ごめんね ごめんね お母さんなのにしっかりしなきゃいけないのに」

逃げるも人里までの道に迷ってしまった琴葉はせめて伊之助だけでも

と崖から伊之助を落としたのだった。

「母親に崖から落とされて死ぬなんて 可哀そう」

伊之助は最後に童磨と母琴葉の最期を見て川に落ちたのであった。

ただこれにより真実を知った伊之助はこの巡り合わせは奇跡だと

自分の仲間を殺し、母親を殺した童磨を必ず撃破すると誓う。

その後の童磨と伊之助の戦いは漫画19巻で描かれています。

 

 

ちなみに琴葉が夫の暴力に耐えられなくなったのは

泣いている伊之助を乱暴に止めようとしたから。

 

すぐさま琴葉は家を伊之助と共に飛び出して童磨の寺院へやってきました。

その後琴葉の夫と姑が童磨の寺院の方へ琴葉を取り戻すために乗り込んできましたが

童磨がうるさいと二人を殺した後に山に捨てています。

 

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伊之助が言葉を覚えることができた理由

その後伊之助は川に落とされてから荒れ山の野生のイノシシ

に育てられることになります。

 

人間はある程度年齢を重ねてからの言語習得は困難

とされていますが伊之助の日本語は堪能。

 

それは山のふもとに住んでいた青年たかはるのおじいさんに言葉を習ったからである。

 

ある日たかはるが仕事から帰ってくるとおじいさんが伊之助に餌を与えていました。

物忘れがひどくなってきた祖父を思って一人でも一生懸命に

面倒をみていたからか祖父を思って

イノシシの面をかぶった奇妙な動物を追っ払います。

「じいちゃんよ!危ねぇからアレに餌をやるなよ!」

「親まで山から下りてくるかもしれねぇぞ!」

たかはるの助言に「あい わかった」と了解する祖父であるが

 

再び百人一首を読み聞かせる祖父。

何度も何度も伊之助を追っ払うたかはるであるがそれでも祖父は伊之助を受け入れる。

「イノシシのバケモンに言葉教えたって喋れるわけねぇだろうが!」

「じいちゃんはホントなんもわかんねぇな!!」

何度も追っ払っていたたかはるであるが伊之助の反撃にあってしまう。

「黙れ小僧 いつものアレ寄こせ”おかき”持ってこい」

「ここは俺の縄張りだ」

こうして伊之助はたかはる祖父からの愛情を受けて言葉を覚えたとのこと。

 

伊之助が古めかしく独特な言い回しを使うのはたかはる祖父からの

百人一首の読み聞かせであり口が悪いのはおそらくたかはるの影響。

 

山の王を目指す

その後は山の王を目指すために強さを求めた伊之助。

最初の日輪刀は縄張りに入ってきた鬼殺隊をボコボコにして奪ったものであり

その刀を使って鬼殺隊最終選抜に行っている。

 

伊之助の師匠はおらず力を得た方法も剣技も全て我流。

炭次郎がうろこだきさんの修行を受けて2年、善逸は1年の修行

で鬼殺隊に合格していることから一人だけで全集中の呼吸から

獣の呼吸の技までをマスターしている。

 

野生の世界の上下関係はすべて「強さ」が基準。

人から馬鹿にされるのを嫌っていた伊之助は山の王の

最強を目指すためにおそらく鬼殺隊に入ったと思われます。

 

そのため最初期は野蛮であった伊之助であるが炭次郎を中心に

色々な人からの思いやりや優しさを触れたことで人間らしい性格になっていきました。

 

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