【鬼滅の刃】炭治郎はなぜ鬼化できた?その後の結末や強さをまとめてみた

週刊少年ジャンプで連載されていた【鬼滅の刃】のラスボスである鬼舞辻無惨

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との最終決戦にて鬼舞辻無惨が太陽に焼かれる瞬間、主人公の炭治郎を鬼化させてしまいました。

 

この記事では炭治郎の鬼化についてできる限りをまとめてみましたので

参考にしていただけると幸いです。

 

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炭治郎はなぜ鬼化できた?

炭次郎が鬼化してしまったあらすじを書いていきます。

 

鬼舞辻無惨と鬼殺隊のラストバトル

ついに鬼舞辻無惨を引きずり出した鬼殺隊であるが悲鳴嶼(ひめじま)の能力である

透過によると無惨の体は脳と心臓が多数あり他の鬼のように首を斬ったとしてもなんと無惨は倒すことができない。

 

さらに無惨の脳と心臓は自由に体の中を動かすことができるため弱点が常に変わってしまう。

悲鳴嶼(ひめじま)と不死川(しなずがわ)、伊黒(いぐろ)の柱三人とカナオ、いのすけの五人がかりで

無惨を倒そうとするもその圧倒的なスピードとパワーにより全員やられてしまう。

 

無惨VS炭次郎

昔無惨を追い詰めた唯一の剣士である縁壱から日の呼吸を夢の中で受けついだ炭次郎が参戦。

カナオがとどめを刺される瞬間を助けたのであった。

「終わりにしよう 無惨」

 

炭次郎は無惨の体の造りを見ることで日の呼吸12の型を繰り返し出し続けることで

13個目の型になるこということを確信した。

 

やることは一つでありかつて炭次郎の父さんのように夜明けまで無惨の攻撃を避けながら

日の呼吸12の型を繰り返し攻撃しつづけることである。

「縁壱さんですらできなかったことが自分にできるのだろうか?」

 

炭次郎は次々と日の呼吸を繰り出して攻撃。

しかし無惨はかつての強敵縁壱と比べると炭次郎では足りないという。

「及ばない 遠く及ばないのだお前たちは あの男には」

「あの男の赫刀は斬撃は”こんなものではなかった”

 

珠世の毒

縁壱と比べると炭次郎の力はまだ足りない。

さらに日の呼吸を連続して出している炭次郎はさっきまで気絶していたためか

すぐにパワーダウンしてもう技の精度が落ちてきていると無惨は分析する。

 

しかしなぜか満身創痍の炭次郎を倒すことができない無惨。

「何故 私はその疲弊しきった手負いの人間一匹とどめを刺せない?」

 

体の異変に気付いた無惨はすぐさま珠世の仕業さと感じ取り

取り込んだ珠世の細胞に残った記憶を読み込む無惨。

 

珠世のつくった対無惨用の薬の効果は

・人間に戻す薬

・一分で50年の歳を取る老化の薬

の二つ。

 

無惨は薬を分解するだろうということから一つ目の人間に戻す薬が分解されているうちに

二つ目の老化の薬を効かせるようにしていたのであった。

 

全盛期の無惨であれば先ほどの柱との戦いや今の炭次郎との戦いをすぐに

終わらせることができていたであろうが老化の薬によりてこずっていたのであった。

「薬が効き始めるまでの時間を差し引いたとしても三時間以上は作用していたと思われる」

「つまり私は 九千年老いている!!」

 

逃げる無惨

老いている無惨であるが炭次郎の体力も限界であり呼吸が足りず目がかすんできてしまう。

炭次郎がとどめを刺される瞬間に伊黒(いぐろ)が一時的に復活し炭次郎のカバー。

 

伊黒(いぐろ)と炭次郎の共闘により無惨は再び追い詰められ夜明けも近いことから逃亡を選択。

無惨にはプライドというものがなく何より生きることを優先する。

 

しかしもちろん炭次郎は逃がさない。

追い詰められた無惨は細胞を分裂させて逃げる術を使おうとするもなぜか発動しない。

珠世が作った薬の効果は2つではなく実は4つだった。

 

・分裂阻害

・細胞破壊

 

確実に珠世の薬により追い詰められている無惨。

しかも4つの効果は全て無惨が初見であり分解するのに時間と体力がかかる。

 

夜明けまであと25分。

しかし無惨最後の血鬼術により炭次郎がダウンしてしまった。

 

夜明け

炭次郎が倒れてしまうも炭次郎が稼いだ時間で伊之助、善逸、甘露寺不死川、義勇らが全員集合。

無惨の逃亡と珠代の薬を分解させないように戦い時間をかせいだことで朝日が昇る。

最後の力をつかって無惨も逃亡を図るも鬼殺隊全員で非戦闘員も含めて戦い。

ついに無惨は太陽に焼かれて浄化してしまうのであった。

 

炭次郎の鬼化

ついに無惨を倒すことができた鬼殺隊は「ウォオオオオオオオ」と歓声を上げる。

すぐに戦いに傷ついた者たちの救護をするもひめじま、いぐろ、甘露寺は致命傷を

受けてしまっておりもう助からない。

 

炭次郎も左腕を犠牲にするほどの大けがを負っており息をしていない。

かけよる義勇も「また守れなかった」とつぶやいて泣く。

 

しかし突然炭次郎は目をさまし左腕が突然生える。

最後の最後で無惨は炭次郎を鬼化させていたのであった。

 

 

鬼舞辻無惨の目的

無惨の目的は「太陽を克服できる究極の生物を作ること」そのために

いままであらゆることを実行してきたのである。

 

無惨は生まれてから体が弱く呼吸もしておらず死産と判定されましたが

火葬されそうな寸前でもがいてもがききることで産声を上げた。

 

それ以来無惨は強く念じたことを必ず叶えて実行してきた。

しかし一人だけではできることに限界があることも知った。

「生き物は例外なく死ぬ 想いこそが永遠であり不滅 確かにそうだった」

「だがどうだ 想いは受け継がれ 決して滅ばずこの私すらも打ち負かしたのだ」

「私はその事実を目の当たりにし、感動して震えた」

 

無惨は自分が倒されたにも関わらず鬼殺隊の長年の想いである無惨を倒すこと

を見て人の想いは不滅であることに感動する。

ならば自分の想いも不滅で永遠なのだろうと無惨の太陽を克服する究極生物

という目的をすべて炭次郎に託すことを選んだのである。

 

炭治郎が鬼化したのはなぜ?

炭治郎は最後の戦いで死んでしまっていたがまだ間に合うと

無惨の血と力を全て注ぎ込むことで鬼化することに成功してしまう。

 

「竈門炭次郎 お前は陽の光をも克服し 最強の鬼の王となるだろう」

鬼になることは誰でもできるわけではなく大抵の人間は

無惨の血に耐えることができずに死んでしまう。

 

しかし無惨は炭次郎はねずこの兄弟であることと最強の剣士である縁壱と同じ

日の呼吸を使える唯一の存在であることから無惨は炭次郎に全てを託したのであった。

 

 

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鬼化のその後と結末

太陽を克服する鬼の誕生

鬼化した炭次郎は無惨の命令である鬼殺隊の全滅を目的に動こうとする。

最初は太陽に焼かれるもすぐに克服。

 

さらに無惨と同じ能力である背中からクダを出して攻撃することも可能な

まさに太陽を克服した無惨がそこにいた。

 

義勇は人間として炭次郎を死なせてあげたいことから戦える者はすぐに炭次郎を斬るように促す。

しかし伊之助は今までの思い出から泣きながら炭次郎を斬ることができなかった。

 

人間に戻ることができたねずこが必死に止めるも攻撃の手をやめない炭次郎。

しかしねずこをすぐに食べない炭次郎と攻撃を外すことから中の炭次郎も

鬼化に抗っていると義勇は解釈する。

 

カナヲが最後の目を使う

満身創痍のカナヲが炭次郎の元へやってくる。

カナヲは実は鬼を人間に戻す薬を余分にしのぶからもらっていたのであった。

「これをカナヲに預けておきます ねずこさんに使う薬が足りなければと思って」

「藤の花から作ったものですが、、、」

この薬は珠世が残したものでねずこが人間に戻った段階でもう必要なかったものだった。

 

「私の目を片方残してくれたのはこの為だったんだね 姉さん」

今の鬼化したばかりの炭次郎であれば攻撃をかいくぐって薬を投与することができる

と踏んだカナヲはもう片方の目を使って最後の花の呼吸を使う。

 

花の呼吸終ノ型彼岸朱眼は目に圧力をかけることで景色のスピードを遅く感じるほどに

動体視力を上げる技。しかし使ったが最後、失明してしまうほどの最終奥義である。

 

カナヲは炭次郎から一撃をもらってしまうも薬の投与に成功。

炭次郎の中の無惨はお前は神に選ばれし者であり究極の生物になることができる

という説得をするも炭次郎は人間に戻ることを決意して無事人間へと戻ったのであった。

 

ちなみに完全に無惨との戦いで炭次郎は死亡していたが鬼化した時の

治癒能力で腕や目がわずかであるが戻っている。

 

 

炭次郎が完全鬼化していたらどうなっていた?

鬼化した炭次郎の強さ

無惨がすべての力と血を分け与えていたということから

無惨の他の鬼と比べて多めに血を分け与えられている上弦の鬼の力を余裕で超えており

なんなら日の呼吸を使えていたポテンシャルから無惨よりも

戦闘能力は高くなっていた可能性が高いです。

 

さらに太陽を克服していたことから本当に手の付けられない敵となっていたでしょう。

無惨相手でも結局太陽で焼いて撃破しており夜の間に複数の心臓を撃破するという

やり方では鬼殺隊は無惨を倒せてはいません。

 

薬を使って弱体化させて時間を使って太陽で焼くという作戦だったので

正面から倒せる相手ではなかったという強さから鬼化炭次郎もそれ以上の強さをもっていそうです。

 

なんなら太陽を克服できていることから日の呼吸を使える鬼になっていたのかも。

 

完全鬼化していても凶悪にはならなかったかも

ただ炭次郎は最後に鬼化に抗っていたことと鬼滅の刃で有名なシーンである

下弦の鬼へのパワハラ会議などで見られた鬼は意外と自分の意志で動ける

ということから炭次郎が完全鬼化していても愈史郎(ゆしろう)のように

人間に危害を加えない鬼になっていた可能性があります。

 

ただ呼吸が使える人を完全に鬼化するには時間がかかることと

炭次郎が自分の意志で動けない期間を考えると完全に鬼化するころには

無惨の傀儡として動いていたため鬼殺隊が全滅しているだろうと思われます。

 

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なぜ炭次郎が究極の生物になれたの?

太陽を克服する鬼になるためには「青い彼岸花」がキーワードであり

かつて平安時代に無惨が鬼に成れたのは当時新薬であった青い彼岸花を使って治療が行われたからである。

 

治療は途中だったのだが病気が治らないことから無惨はその時の医者を殺してしまったことで

治療が完全に終わることなく太陽に焼かれてしまう鬼になってしまったのだ。

無惨は太陽を克服カギである青い彼岸花を探すべく配下の鬼たちへ

青い彼岸花の情報を集めさせていたのだが平安から大正時代にかけて

ずーっと青い彼岸花の情報は見つからなかった。

 

 

青い彼岸花の情報は最終話で判明。

現代の植物学者でいのすけとアオイのひ孫である青葉は最近発見された

一年で2~3日昼間にしか咲かない青い彼岸花を研究していたが

うっかり全部枯らしてしまい無職になってしまっていたというストーリーがあります。

昼間限定でしかも一年で2~3日しか見ることができないという花だったので

昼活動できない鬼たち無惨は見つけることができなかったのである。

 

青い彼岸花がどう作用すると鬼へとなるのかは最終話が終わっても解明されず不明であるが

日の呼吸剣士の緑壱の妻の墓の近くでたまたま炭次郎が青い彼岸花を目撃していた過去があります。

*漫画五巻で登場した炭次郎の追憶 下の花が青い彼岸花

なので青い彼岸花を見ていたことから太陽を克服する鬼へと炭次郎がなれてしまったと思われます。

 

もし鬼滅の刃一話の時に炭次郎が家にいて無惨の襲撃を受けていたら

物語の最初から究極の生物が完成していたということになりますね。

 

 

太陽を克服する鬼が出現するのは最初から決まっていた

鬼滅の刃の敵の設定である

・太陽が弱点

・人を食らって生きる

という点や

 

鬼殺隊の攻撃設定である

・呼吸をつかって身体能力を上げる

・太陽のエネルギーをまとった武器で鬼を倒す

という点、

 

そしてラスボスの目的が

・太陽を克服する究極の生物へとなること

・究極の生物になるためのアイテムを探している

など

 

そういった物語の設定が実はジョジョの奇妙な冒険の2部に似ており

ジョジョを知っている層からは「これジョジョ2部じゃん」とよく言われています。

また鬼滅作者の吾峠呼世晴先生もたくさんの漫画を読んできたが特に

ジョジョファンと公言しておりかなり物語に影響されたと言っています。

 

『ジャンプ』漫画は全般的に読んでいるとおっしゃっていましたし、何かしら影響を受けていると思いますけど、とくに『ジョジョの奇妙な冒険』(以下、『ジョジョ』)はファンだとおっしゃっていますね。

たとえば呼吸法は『ジョジョ』の波紋の呼吸に通じるところがありますし、不死身の鬼というモチーフも『ジョジョ』を彷彿とさせるものがある。

*https://news.livedoor.com/article/detail/17760339/

 

ジョジョ2部ではラスボスカーズが太陽を克服し究極の生物になったという

経緯があることからおそらくラストで鬼滅の刃も究極の生物が出現するということが決まっていたと思われます。

 

ただ究極の生物になったのが無惨ではなく主人公炭次郎であると

変化させてきたのが鬼滅の刃のめちゃくちゃ面白い部分だと思います。

 

鬼滅の刃もジョジョの奇妙な冒険も世間をにぎわせた大人気漫画であるため

見てない方はぜひご覧になってはいかがでしょうか?

 

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