「ジョジョの奇妙な冒険part4 ダイヤモンドは壊れない」に序盤で登場する強敵の1人片桐安十郎(かたぎりあんじゅうろう)ことアンジェロ。
最低最悪の犯罪者として序盤に登場し承太郎と仗助を苦しめる強敵であるアンジェロについて今回はスタンド、アクアネックレスの詳しい能力や強さについて紹介しています。
序盤で倒されてしまったアンジェロであるが実はめっちゃくちゃ強かったんじゃあないのか？
そこら辺を掘り下げてアンジェロについて紹介しています。
Contents
アンジェロはどういうキャラ？
IQ160の凶悪犯罪者
本名 片桐安十郎(かたぎりあんじゅうろう)
スタンド名 アクアネックレス
「日本犯罪史上最低」と評価されてしまうほどの凶悪犯罪者である片桐安十郎。あだ名はアンジェロであるが新聞で言われたことから始まり。
12歳の時からすでに強盗で施設送りとなっており、それからもずっと犯罪を繰り返してきたことで34歳になるまでの合計20年間は刑務所の中で過ごしています。
1994年の3月に三人の14歳の少年と出会い内二人は強姦してから殺して金品を奪った後に残りの一人を同じように殺そうとしたがその少年が金持ちの一人息子だとわかるやいなや急遽身代金誘拐に変更。
身代金を受けとる時に逮捕されますがその時に一人の警官を刺し殺し、無事だった少年一人もすでに殺していました。
この判決によりアンジェロは死刑となってしまいますがスタンド能力が開花したことでロープによる刑で死なずその後脱獄。
空条承太郎が杜王町に来る理由の一つは東方仗助とジョセフの遺産相続問題であるがもう一つの理由がこのアンジェロでありジョセフの念写能力で写真にうつったことで承太郎が探すようになり仗助と承太郎と対峙することになります。
犯罪者であるがIQが160と非常に高く仗助と承太郎に勝利するために自分が絶対勝てる条件になるまで辛抱強く待つなどの行動を取ることができる人物。
作中でも脳筋で攻めるのではなく仗助にこっそり近づくために毎朝の牛乳屋に変装するなどしています。
ただ最初は牛乳屋に変装していましたが細かな違和感を仗助の母の朋子に感じ取られてことで正体はバレなかったものの作戦は失敗。
その後水道水からアクアネックレスを東方家へ忍び込ませるという誰もが一番先に思いつきそうな”最初からそれでよかったのではないか？”という方法で近づいているため本当にIQ160あるのか怪しい部分もある。
いい気になっている奴が嫌い
アンジェロのポリシーの一つに「いい気になっている奴が嫌い」というものがあります。
杜王町をいい気になって我が物顔で扱うやつが嫌いであり犬のフンを片付けずタバコの吸い殻をポイ捨てたおじさんをアクアネックレスの能力で殺しています。
「この町は自分ひとりの町だといい気になってたなッ！いい気になっているヤツは、、オレのスタンドをのみ込んでくたばりやがれッ！」
また仗助については強盗が起きていた場所でヤジ馬の中から一人だけ飛び出てきたところが「いい気になって」出てきた思ったらしく気に食わないとして標的としてさだめました。
アンジェロのスタンド能力「アクアネックレス」
【破壊力 – C / スピード – C / 射程距離 – A / 持続力 – A / 精密動作性 – C / 成長性 – E】
アンジェロのスタンド能力アクアネックレスは水の中に溶け込むことができる能力。パワーは一切ないが水に溶け込んで相手の体内に入ることで殺害することが可能。
ただ水に溶け込むだけでなく水蒸気として活動することも可能であり水蒸気になってしまったアクアネックレスを防ぐことはかなり難しくなる。
射程A＆持続力がAであるため本体のアンジェロとはかなり距離を取ってほぼ単独で行動できるタイプのスタンド能力。
生き物を操ることができる
アンジェロのアクアネックレスを口に入れてしまった場合殺すだけでなくその人物を操ることも可能。
作中では適当な男に取りついてアンジェロのかわりにコンビニ強盗させていました。操っている時はピンチになるまでスタンドっぽい特徴を出さないのでぱっと見ではアクアネックレスによる操りであることは見抜くことが難しいと思われます。
人間のみをあやつっていますがおそらく他の動物も操ることができると思われます。
変身能力
水に溶け込むだけでなく変身も可能。
作中では空のウイスキーボトルで捕獲されてしまったアクアネックレスだったがラベルと文字、そして液体の色までの変わることで見た目は完全な新品のウイスキーに変身。
仗助のじいちゃんである東方良平の日課である「夜勤明けにブランデーを一杯やる」を利用して脱出し良平を殺害してしまいます。
これはIQ160であり記憶力が異常に良いアンジェロが12歳の時に初めて捕まった良平を当時分析したことを思い出して取った作戦でありアンジェロが執念深く、かつIQが高いという特性を表したエピソードでもある。
こんな完璧な擬態をされてしまってはアクアネックレスを飲むのを回避するのはかなり難しそうです！
パワーは無いが物理攻撃を一切受けない
水の中に溶け込むことができるアクアネックレスですが同じようなスタンドに電気を操ることができるレッド・ホット・チリペッパーがあります。
あちらの場合は電気を溜めれば溜めるほどパワーが上がっていく能力があり町中の電気をため込むことができればスタープラチナに匹敵するほどのパワーがあります。
しかしアクアネックレスの場合どれだけ水があってもパワーが上がったりという能力はなくむしろ瓶に入れられてしまった場合に自力で脱出できないほど非力な存在です。
しかしその代わりにレッド・ホット・チリペッパーとは違いスタンドによるパンチなどの直接攻撃は一切効きません。
本体であるアンジェロを直接攻撃しない限りは無敵に近い能力であるため仗助と承太郎の二人を苦しめることができたと言える能力でしょう。
絞首刑＆脱獄は結局どうやったのか不明
アンジェロは死刑の前日に億泰の兄である虹村形兆に矢で射ぬかれたことでスタンド使いとして覚醒。
承太郎の話ではスタンド能力によって絞首刑、そしてその後の脱獄まで行ったということになるがアンジェロが見せたアクアネックレスの全ての能力を考えてもどうやって脱出できたのか結局不明のままです。
絞首刑の時点でしばらく吊られたにもかかわらず心臓が動いていたということなので死体として降ろされ処理される過程で隙を見て脱出したのかも。
スタンドに多少のパワーがあれば吊っているとみせかけて下から軽く持ち上げる(スタンドはスタンド使いしか視認できない)というカモフラージュにより偽装できそうですがアクアネックレスにはパワーが無いのでそれができない。
初登場でスタンド能力が不明なキャラクターが最初にスタンドを使って何かしらを行うも後に進むことで明かされたスタンド能力で最初のパフォーマンスをどうやってやったのかが不明というのはジョジョあるあるであるためアンジェロはそのキャラクターの内の一人だと思われます。
アクアネックレスの元ネタは？
ジョジョのスタンド能力の名前は海外バンドのそのアーティストや曲タイトルからそのまま持ってくる場合がほとんど。
しかしアクアネックレスには元ネタとなる曲タイトルやアーティスト名がありません。
一説によると1979年に発表されたメキシコ系アメリカバンド「カルロス・サンタナ」の楽曲である「アクア・マリーン」なのではないか？と言われています。
アクアネックレスってかなり強いスタンドじゃあないの？
完全な暗殺向けスタンド
アクアネックレスはパワーが無いのでスタンド使いが見つかった状態で行われる正面の殴り合いでは全く勝てない代わりに打撃無効という無敵の能力を貰っています。
さらに射程A持続Aであることからアクアネックレスをフル活用するには暗殺であり(暗殺しか使い道がない)スタンド使いはこそこそ隠れて行動しなければいけません。
スタンド本体が見つかってさえいなければかなり優秀な能力であり
・うかつに水を飲んではいけない
・水蒸気すら吸ってはいけない
・擬態能力が高いので自分の用意したボトルですら信用できない
の3つを常に回避しつづけなければなりません。
そしてアクアネックレスを見つけても本体は打撃無効とかなり厄介な能力。
最後まで気を付けていた仗助も最終的にアクアネックレスを口に含んでしまっており(その後クレイジーダイヤモンドの能力で逆にピンチを利用して捕まえることに成功していますが)アクアネックレスを口に含んでしまうのを回避するのはかなり難しいことがうかがえます。
承太郎たちも偶然強盗していたところに出くわしたことで「アクアネックレスの能力は人の体内に入ってその人を操る能力」という情報を得られたことから水を飲まないという対策ができていましたがジョジョ5部のような暗殺チームがどこからともなく急に襲ってくるタイプの戦闘だとスタンド能力がわかるころにはアウトになっていたと思われます。
アクアネックレスの強さは？
アクアネックレスの強さとして
「能力がバレていなければ超強い」
「バレていてもそこそこ強い」
「本体が見つかってしまうと最弱クラス」
というスタンド能力としてかなり強さに波があるのがアクアネックレス。
承太郎のようにどの状況でもある程度強いタイプのスタンド能力ではないので使い手の腕が試される能力だと言えるでしょうね。
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