ジョジョの奇妙な冒険第4部ダイヤモンドは砕けないに登場する漫画家である岸辺露伴。
岸辺露伴のスタンド能力ヘブンズ・ドアーはジョジョ全体を見ても屈指のチート能力であると言われるほどの強力なスタンドです。
今回はそんな岸辺露伴のヘブンズ・ドアーにフォーカスしてチート能力の詳細や発動条件について紹介していくぞッ!
Contents
岸辺露伴のスタンドヘブンズ・ドアー
ジョジョの奇妙な冒険第4部ダイヤモンドは砕けないが始まる3カ月前に虹村形兆によってスタンド能力を引き出す弓と矢に露伴先生が射られたことでスタンド能力が開花。名前は「ヘブンズ・ドアー」。
スタンドの姿は岸辺露伴が実際に連載中の漫画「ピンクダークの少年」の主人公と瓜二つとなっており殴る蹴るなどの物理攻撃能力は他スタンドと比べてかなり低いがその分特出した部分を持ちます。
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ヘブンズ・ドアーの能力
・相手の記憶を全て覗ける
露伴のヘブンズ・ドアーを受けてしまうと本にさせられてしまう。本にさせられている間、スタンド能力を持たない一般人であれば気絶し、スタンド能力を持つ者が本にさせられてしまうと身体が本になっているので思うように自分の体が扱えず立てなくなったりする。
本になっているので相手の人生で起こった過去や知識を全て見ることが可能。この能力により相手の知っている情報を全て見ることができるので例えばチームで動いている者が捕まってしまえばその人のスタンド能力はもちろんチーム内全員のスタンド能力や姿など全てを見ることができます。
作中では康一が捕まってしまった時には仗助、億泰のスタンド能力の詳細も露伴に全てバレていました。
・相手を意のままに操ることができる
ヘブンズ・ドアーの真骨頂能力。本にした相手に露伴がやらせたい事を記述することで相手は露伴の命令に必ず従ってしまいます。
「デスノート」の完全上位互換のような能力であり死ぬ命令はもちろんのこと「後方に時速70キロで吹き飛ぶ」などその人ができないことですら命令して実現させることができてしまう。
大抵は「この岸辺露伴に攻撃できない」と書いてしまうのでヘブンズ・ドアーが発動してしまえば勝利が確定するという恐ろしい能力なのだ。
・自分(岸辺露伴)についての過去の情報は読めない
ヘブンズ・ドアーは岸辺露伴自身にも発動できるらしく思い出したい過去を思い出す時に使用しているが作中では一度も自分に使っている描写はない。
またヘブンズ・ドアーの欠点として遠い過去に起きた自分の事や運命については読むことができません。
作中では杉本鈴美は幼少期に露伴と非常に親しい間柄だったが露伴はそのことについて一切忘れていました。そして幽霊となっていた鈴美の記憶をヘブンズ・ドアーで見た時には鈴美が幼少期に愛犬のアーノルドと共に殺されてしまったことについて記載されていたが当時仲が良かった幼少期露伴についての情報は一切描かれていませんでした。
その後、杉本鈴美の墓の前に行った時に墓地の管理をしている人から杉本鈴美との関係を教えてもらったことをきっかに自力で4歳だった頃の記憶を思い出しています。
ヘブンズ・ドアーの発動条件
一度決まれば勝負が終わってしまうほどのチート能力であるヘブンズ・ドアー。
能力が強すぎるがゆえに初期は発動条件が厳しいかったが物語が進むにつれて露伴先生自身が成長したことで発動条件も軽くなっていきました。
自分と波長の合う人物が生原稿を1話分読むと発動
最初期の露伴のヘブンズ・ドアーは露伴と気の合いそうな人が露伴が描いた生原稿を1話分全てを読むことで発動していた能力。
この発動条件を達成するために露伴はあえて机の上に目立つように今度掲載されるピンクダークの少年の生原稿を置いていました。そして元々露伴の大ファンだった康一と間田を家に招き入れてそれを読ませるように仕向けたことでヘブンズ・ドアーが発動。
露伴はあくまで漫画家であるためヘブンズ・ドアーの能力は全ては漫画を面白くするために使用しているので悪意はなかったが康一くんの記憶が面白過ぎたためにターゲットとなってしまい最終的には記憶を取られ過ぎたことにより康一くんの命も危険な状態となっていました。
自分の漫画を面白くするためには多少の犠牲もいとわないのが岸辺露伴という人物なのです。
生原稿の1コマを見ると発動
仗助&億泰との戦いでのヘブンズ・ドアー発動条件。
康一にヘブンズ・ドアーを発動させてから数日後スタンド能力に慣れてきたからか発動条件が軽くなりました。
ピンクダークの少年の生原稿の1コマを見てしまうと能力が発動。これによって億泰はヘブンズ・ドアーの餌食になってしまっています。
仗助&億泰との戦いの後で露伴は仲間になるのでその後主人公側がヘブンズ・ドアーの脅威にさらされることは無くなりましたが後述する露伴がさらに成長して発動条件がゆるくなった状態のヘブンズ・ドアーが立ちはだかっていた場合は仗助たちもかなり危なかったと思われます。
空中に描いたピンクダークの少年の主人公の顔を見ると発動
仗助&億泰との戦いの後からジョジョ第4部物語の最後までのヘブンズ・ドアーの発動条件。
露伴がペンを持って空中にピンクダークの少年の主人公の顔を描き、それを見てしまうと発動。
露伴が「ヘブンズ・ドアー!!」と叫びながらそれを描いてしまうので受けている側は一瞬にしてヘブンズ・ドアーの餌食になっていまいます。
この発動条件により露伴は怪しいと思う者すべてに即座ヘブンズ・ドアーを発動させてしまう状態となってしまったために露伴と戦う者はそれ以降ヘブンズ・ドアーを受けても影響がない者(ジャンケン小僧の大柳賢)か露伴の射程範囲内に入らない敵(吉良吉影のバイツァ・ダスト)が現れたりといった戦いが描かれました。
岸辺露伴もスーパー超人!
ヘブンズ・ドアーはすごい能力でありますが結局露伴の描いた漫画キャラを見せないと発動しないということで誰にも扱えるものではなく実質露伴先生専用のスタンド能力。
そのヘブンズ・ドアーもさることながら露伴先生もスーパー超人であるからこそ成り立つ能力であり、その露伴先生の超人っぷりもまとめてみました。
普段はジムで体を鍛えている
若干20歳という若さで週刊少年ジャンプで「ピンクダークの少年」を連載したことですでに自分の家を自分で購入するなど順風満帆な生活を送っている露伴先生。
漫画を描くスピードが凄まじくそのスピードにより一般的な漫画家たちよりも休暇が多いことにより休日は旅行に出かけたりジムで体を鍛えるのが日課となっている。
ジョジョ4部ではジムで体を鍛えているところは描かれていないが「岸辺露伴は動かない」の「ザ・ラン」では露伴先生が体を鍛えることに異常な執着を持つ男、橋本陽馬との戦いが描かれています。
露伴先生の負けず嫌いが発動したことにより橋本陽馬との戦いが始まり散々な目にあってしまったというエピソードでありますがその中で露伴先生はランニングマシンで時速25キロをキープするなど身体能力にもかなり自信があるようです。
仕事を予定時間内に終わらせ、そして休日は健康のために体を鍛えるなどかなり理想的な生活を送っているようですね。
原稿2枚を20分で完璧に仕上げてしまう
露伴先生は漫画を描くときに下書きをせず真っ白い原稿にいきなりキャラと背景を描いていきものの数秒で仕上げてしまうのが特徴。
さらに極めつけは黒を表現するベタ塗りでありインクを手裏剣のように飛ばして正確描いていく超人スタイルで漫画を描いているのだ。
調子がいいと1コマ辺り2分くらいで仕上げてしまい、原稿用紙2枚を20分で仕上げるほどのスピード。
インスピレーションが沸いている状態だと露伴先生は1晩で19ページも描いてしまうほどの超人なのだ。
ちなみに原稿19ページはプロの漫画家で1週間ギリギリを使用して仕上げるペースであるため、いかに露伴先生が化け物であるかがわかるでしょう。
時速300キロのクレイジーダイヤモンド並みに素早い手さばき
漫画を仕上げるスピードがあまりにも早い特技は戦闘にも生かされている露伴先生。
露伴先生の手の動きは尋常ではないスピードであり、仗助とのバトルではクレイジーダイヤモンドのパンチを受ける前に机にあった原稿をパンチが届くまでの間に取り寄せて仗助に見せることに成功している。
クレイジーダイヤモンドのパンチの速度は仗助いわく時速300キロであるため露伴先生の手の動きもそれに近い時速を出すことができるのである。
ジャンプ力も高い
ジャンケン小僧の大柳賢との戦いではラストのジャンケンにてものすごいジャンプ力を見せている露伴先生。
大柳賢との戦いではジャンケンを行い先に3勝した者の勝利であり敗北するとスタンド能力を取られてしまうという命賭けのジャンケンでありました。
ラストのジャンケンでは大柳賢の圧倒的な宝くじを買えば1等賞が当たるほどの豪運に対してイカサマにより勝利。その後もう一度3先ジャンケンを行いますが大ジャンプからのジャンケンにて地面に着地するまでに空中ジャンケンで3勝しています。
この時の大柳賢との二人のジャンプ力は建物を超えるほどの高さでありましたが物語で特に触れられることなくジョジョ独特の「凄み」で解決しています。
スタンド能力だけでなくこの圧倒的な身体能力が露伴先生を支えている力なのです!
絵を空に描くことは神業
岸辺露伴先生のヘブンズ・ドアーの能力発動条件である自分の絵を見せるという内容であるが最終的には空中に絵をかいて発動できるようになっていました。
「自分の絵」を見せなければならないので空中で素早く描いて「ピンクダークの少年の主人公」であるとターゲットに認識させなければならないのでスタンド能力など関係なく露伴先生は半端ない技術の持ち主であります。
週刊少年ジャンプで掲載されている漫画【呪術廻戦】では作中最強の敵である宿儺の必殺技である領域展開は他の術者とは異なり”キャンパスを用いず空に絵を描くに等しい神業”であるという紹介が入っています。
露伴先生の技は他の漫画では神業として紹介されているほどの超人的に技術。
まさに「おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!」が露伴先生なのです。